星海社新書
ジャネット・ジャクソンと80’sディーバたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385993
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

今こそ注目すべき、ジャネット・ジャクソンという不屈の生き方。80’sミュージックの語り部・西寺郷太が贈る奇跡のディーバたち。90年代ポップ・ミュージックの「始祖」、ジャネットの「凄み」とは
90年代以降のポップ・ミュージックを革新し、シーンに影響を与えた最大の立役者とは誰か? それはジャネット・ジャクソンである。本書は、その成功の巨大さ、自然さゆえに、もはや誰もそれを「ジャネット的」と認識できないほどの彼女の音楽的革命を、歴史的事実に基づきながら丹念に解き明かす。さらにジャネットのライバル、マドンナ、ホイットニーなど希代の歌姫(ディーバ)たちの生き方も対比列伝的に描く。音楽家として一線で活躍を続けてきた著者が「洋楽著書シリーズ」の最終作と宣言する本作は、読み終えたすべての方々に新たなる音楽世界と生きるビジョンを贈ることを約束する。

はじめに
第1章 呼ばれなかった三人
第2章 《コントロール》前夜 1985年に何が終わり、1986年に何が始まったのか
第3章 驢馬(ドンク)の「リアル」
第4章 ジャネット・ジャクソン時代
第5章 8O’sディーバのサバイバル
補 章 ビルボード年間アルバムチャート1984-1990年
あとがき
主要参考文献


西寺 郷太[ニシデラ ゴウタ]
著・文・その他

内容説明

90年代以降のポップ・ミュージックを革新し、シーンに影響を与えた最大の立役者とは誰か?それはジャネット・ジャクソンである。本書は、その成功の巨大さ、自然さゆえに、もはや誰もそれを「ジャネット的」と認識できないほどの彼女の音楽的革命を、歴史的事実に基づきながら丹念に解き明かす。さらにジャネットのライバル、マドンナ、ホイットニーなど希代の歌姫たちの生き方も対比列伝的に描く。音楽家として一線で活躍を続けてきた著者が「洋楽著書シリーズ」の最終作と宣言する本作は、読み終えたすべての方々に新たなる音楽世界と生きるビジョンを贈ることを約束する。

目次

第1章 呼ばれなかった三人
第2章 “コントロール”前夜―1985年に何が終わり、1986年に何が始まったのか
第3章 驢馬(ドンク)の「リアル」
第4章 ジャネット・ジャクソン時代
第5章 80’sディーバのサバイバル
補章 ビルボード年間アルバムチャート1984‐1990年

著者等紹介

西寺郷太[ニシデラゴウタ]
ミュージシャン、音楽プロデューサー。1973年東京生まれ。1996年からNONA REEVESのボーカリスト兼メインコンポーザーとして活動するほか、他アーティストへの楽曲提供・プロデュースも行う。日本屈指の80年代音楽研究家として、マイケル・ジャクソン、プリンス、ジョージ・マイケルなどのオフィシャル・ライナーノーツを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

6
ジャネット・ジャクソンを中心に同年代に活躍したディーバであるマドンナ、ホイットニー・ヒューストン、そして若干少なめですがシンディ・ローパーが取り上げられています。著者のジャクソンファミリー愛が満ち溢れています。 業界裏話もあり面白かったです。2016/11/07

AMOROS

4
サンシティ、ライブエイドの位置づけ・分析が興味深い2017/11/25

まさむね

4
西寺郷太さんによる80年代ポップス振り返りシリーズの完結編にして集大成。マイケル、プリンス、「ウィ・アー・ザ・ワールド」に比べると、女性アーティスト視点の新書はやや小粒かと思いがちだが、やはり80年代以降の音楽シーンでは重要な位置を占めているのだと分かる。最後におまけのように載っている80年代ビルボード年間アルバムチャートが、同時代アーティストの流れも俯瞰できて実にありがたかった。2016/09/30

すしお

3
1986年以降の「ポップミュージック史」はジャネット・ジャクソンが作り出したのだそうだ。マイケルの妹ぐらいの認識しか私にはなかったので、エッと思って読みだす。マイケル・ジャクソンやプリンスは個性的すぎるカレーやキムチ味、ジャネットの音楽は「昆布出汁」であって存在をあまり感じさせないがその後のポップミュージックに広くしみわたっているという著者の例えはなかなかユニーク。音楽的な分析はよくわからないが著者の言ってることはわかる気がした。ポップミュージック分析本はこれが最後ということだがもっと読みたい。2016/10/24

アーク

3
Janet Jacksonって、やっぱり主張するエンターテイナーだよな、という印象を改めて持った一冊。強いメッセージ性を持ちながらもポップに徹した"Control"から"Rhythm Nation 1814"のアルバムの流れ、そして皮肉にも表現者としての強さがリスナーを選んだ"The Velvet Rope"や"Damita Jo"などなど、筆者が大ファンならではの観点からJanetの軌跡を追ってみせる。僕の洋楽の入り口はJanetだったし、去年のライヴも素晴らしかったので洋楽ファンとして読み応えあり。2016/09/26

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