星海社新書<br> いずれ老いていく僕たちを100年活躍させるための先端VRガイド

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星海社新書
いずれ老いていく僕たちを100年活躍させるための先端VRガイド

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385832
  • NDC分類 548
  • Cコード C0204

出版社内容情報

人間の心と感覚を進化させるVR研究の先駆者が解き明かす、最新の技術と未来予測。若者のままで100年活躍するための必読書!VR技術によって人類は進化を遂げる
現在の日本では超高齢化が進み、生産年齢人口が減ることが大きな社会問題となっています。この本の目的は、高度なシミュレーション技術であるバーチャルリアリティ(VR)を活用することで、誰もが100歳まで社会で活躍できるような未来の姿を描くことです。黎明期からVRを研究してきた先駆者が、その本質を解き明かします。空間を超え、感覚を超え、時間を超え、現実の制約条件を飛び越えるVR技術でサポートすることで、老いを超えるスピードで自分自身を進化させることが可能になります。本書は、今後ますます発展を遂げるVR技術を使いこなし、未来を変えるためのガイドブックです。

第一章 VRとは何か 
あたかもそこに存在するかのような現実感 
現実世界では解決できない問題を解決する 
臨場感・インタラクション・自律性 
VRとARの共通点と相違点 
リアルとバーチャルを分けるもの 
VRによって何が実現できるのか 
未来予測の精度が上がる 
VR技術で制約条件を飛び越える 
第二章 VRの歴史と現在 
VRはエンタメを超える 
2015年は二度目の「VR元年」? 
サザランドの「究極のディスプレイ」 
VPL社の「リンクモデル」 
米国空軍とNASAの技術がベースに 
電子空間というフロンティア開拓で第1次VRブームへ 
VRは「仮想不動産」 
完全コピーでは意味がない!?
第2次VRブームはただの焼き直しにすぎないのか 
コンテンツに特化した「VR2・0」 
第三章 21世紀型の問題解決とは 
21 世紀は「エントロピーの時代」 
対立の構図がはっきりしていた20世紀 
物事は複雑な方向にしか変化しない 
エントロピーが高いエネルギーは使い勝手が悪い 
現実とデジタルを結びつける「マクスウェルの悪魔」 
ごく小さな問題を個別に解決する 
デジタル革命がVRの普及を後押しする 
デジタル化するとロングテールもビジネスになる 
マクロな視点からミクロな視点へ
第四章 未来予測とVR 
未来予測とのつきあい方 
合理的な「推論」が成り立つ範囲は限定的 
「バタフライ効果」は予測できない 
質的な変化は予測できない 
「いま」を基準に考えない
子どもは未来である 
コンピュータ・シミュレーションの未来 
消費予報とサイバネティックループ 
リアルとバーチャルの区別がつかなくなる 
「間接化」で失われる信用 
ウソを見破ることはできるのか 
意のままにできることの怖さ
第五章 超高齢社会の到来 
2050年は「ゆとり世代」が主役 
国民の半分以下しか労働しない国 
人口減少と地方の過疎化 
人生二毛作 
変化する社会構造


廣瀬 通孝[ヒロセ ミチタカ]
著・文・その他

内容説明

現在の日本では超高齢化が進み、生産年齢人口が減ることが大きな社会問題となっています。この本の目的は、高度なシミュレーション技術であるバーチャルリアリティ(VR)を活用することで、誰もが100歳まで社会で活躍できるような未来の姿を描くことです。黎明期からVRを研究してきた先駆者が、その本質を解き明かします。空間を超え、感覚を超え、時間を超え、現実の制約条件を飛び越えるVR技術でサポートすることで、老いを超えるスピードで自分自身を進化させることが可能になります。本書は、今後ますます発展を遂げるVR技術を使いこなし、未来を変えるためのガイドブックです。

目次

第1章 VRとは何か
第2章 VRの歴史と現在
第3章 21世紀型の問題解決とは
第4章 未来予測とVR
第5章 超高齢社会の到来
第6章 VRで未来は変えられる

著者等紹介

廣瀬通孝[ヒロセミチタカ]
工学博士。1954年神奈川県生まれ。東京大学大学院情報理工学系研究科教授。VR第一世代。専門は機械情報学、ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ。1996年、日本バーチャルリアリティ学会の設立に貢献し、会長を務めたのち同学会特別顧問。東京テクノ・フォーラム21ゴールド・メダル賞、電気通信普及財団賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サイバーパンツ

9
VRの強みは空間→時間の圧縮ができるという点で、それを活かしたのが、行為や体験自体も情報としてパッケージングしていくミュージアム的用途としてのVRであるが、歴史や文化の記録ならまだしも、ライフログによって個人レベルの記録まで蓄積されていくとなると、それが進んだ先には、伊藤計劃のハーモニーのようなディストピアがあるのではないかと思ってしまう。2018/07/05

Kじゅう

3
通常のVR(バーチャルリアリティ)紹介本ではなく、今後の高齢化社会で一生をハッピーに過ごしていくためにVRをいかに活用するか、可能性があるかに着目した本。数十年後に自身の身体が衰えてもVRがあれば死の直前まで走り、仕事をし、笑っていられるような希望が見える。2020/09/12

えすの

1
VRの歴史とその応用を提示している。文系だからかもしれないが、熱力学と現代社会の在り方を繋げるロジックは普通に感心してしまった。広義のVR(事実上の現実、仮想現実)という観点からだと、クラウドソーシングがVRとつながり、新たな雇用創出へ結びつく、という著者の考えも分からなくはない。ある種VR2.0ともいえるブームだったが、きちんと自分自身でVRの創発を行うことが必要だという強い著者の意思が、本にも込められていた2016/07/23

my

1
気になっていたVR技術。人間の知能を再現したAIに対しVRは人間の感覚を再現したもの。そんなVRの歴史から現状、そして未来の展望についてとてもコンパクトにまとまっていました。過去に一度VRのブームがあり、今回のブームはそれの焼き直しであったことは恥ずかしながら全く知りませんでした。ただ、過去と異なるのは、多くの人が安価に触れられるようになり、今ではVRの娯楽施設まで出現し始めている点。私自身もVRを体験してみましたが、映像の臨場感の高さを感じると同時に、これからの発展の余地が大いにあることを感じました。2016/07/10

ZT

1
VRが超高齢社会に何ができるのかということを論じた一冊。特に印象深いのは一人では不完全でも複数人が合体してVR上で仕事をすることで一人前の労働力を生み出せるとしたところ。植物とかの群体的なイメージが浮かんできて非常に刺激的だ。2016/07/02

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