星海社新書
現代語訳 意志の力

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385504
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

築き上げた資産は国家予算の8分の1。史上最強実業家・安田善次郎が遺したビジネスと人生の指南書をわかりやすく現代語訳化。安田善次郎が遺したビジネスと人生の指南書
安田財閥の創業者である安田善次郎は、他人の動きや、世間の空気などをサクッと無視をして、自分の信じた道を貫き通す、そんな心の強さを備えていた。われわれ現代人は、往々にして仲間の空気を読みつつ、広がり続ける人間関係にエネルギーを過剰に使いがちだ。その傾いたバランスを正してくれる思想として、「意志の力」はまさしく存在する。本書のメッセージはきわめてシンプル、かつ当たり前の内容である。なぜなら「意志の力」を持つことには、複雑なロジックもテクニックも必要ないからだ。「その当たり前はなぜ重要なのか」「なぜ忘れてはならないのか」――この再確認のためにも本書を役立てていただければ幸いだ。

第一章
学業や事業を成し遂げるには何が必要か
 第一節
  揺るがぬ志と努力
 第二節
  揺るがぬ志の養成法

第二章
苦闘回顧録
 第三節
  志を抱いて故郷を出る
 第四節
  苦戦奮闘
 第五節
  家業の発展

第三章
出世の本当の意味
 第六節
  堅実が一番
 第七節
  勤労が一番
 第八節
  誠実が一番

第四章
悲運予防法
 第九節
  失策や過失の予防法
 第十節
  病気および災難の予防法
 第十一節
  非常時に対する準備法

第五章
企業の成功に必要なこと
 第十二節
  企業の成功に第一に必要なこと
 第十三節
  企業成功の第三の要件 経営法の観点から
 第十四節
  企業成功の第三の要件 土地を知るという観点から

第六章
処世訓
 第十五節
  物欲は薄く、情は厚く
 第十六節
  敵を愛す
 第十七節
  もろもろの悪をなしてはならない
 第十八節
  至誠不動
 第十九節
  天を楽しむのが一番

安田善次郎小伝

第一章 学業や事業を成し遂げるには何が必要か
 第一節 揺るがぬ志と努力
 第二節 揺るがぬ志の養成法
第二章 苦闘回顧録
 第三節 志を抱いて故郷を出る
 第四節 苦戦奮闘
 第五節 家業の発展
第三章 出世の本当の意味
 第六節 堅実が一番
 第七節 勤労が一番
 第八節 誠実が一番
第四章 悲運予防法
 第九節 失策や過失の予防法
 第十節 病気および災難の予防法
 第十一節 非常時に対する準備法
第五章 企業の成功に必要なこと
 第十二節 企業の成功に第一に必要なこと
 第十三節 企業成功の第三の要件――経営法の観点から
 第十四節 企業成功の第三の要件――土地を知るという観点から
第六章 処世訓
 第十五節 物欲は薄く、情は厚く
 第十六節 敵を愛す
 第十七節 もろもろの悪をなしてはならない
 第十八節 至誠不動
 第十九節 天を楽しむのが一番
安田善次郎小伝


安田 善次郎[ヤスダ ゼンジロウ]
著・文・その他

守屋 淳[モリヤ アツシ]
翻訳

内容説明

安田財閥の創業者である安田善次郎は、他人の動きや、世間の空気などをサクッと無視をして、自分の信じた道を貫き通す、そんな心の強さを備えていた。われわれ現代人は、往々にして仲間の空気を読みつつ、広がり続ける人間関係にエネルギーを過剰に使いがちだ。その傾いたバランスを正してくれる思想として、「意志の力」はまさしく存在する。本書のメッセージはきわめてシンプル、かつ当たり前の内容である。なぜなら「意志の力」を持つことには、複雑なロジックもテクニックも必要ないからだ。「その当たり前はなぜ重要なのか」「なぜ忘れてはならないのか」―この再確認のためにも本書を役立てていただければ幸いだ。

目次

第1章 学業や事業を成し遂げるには何が必要か
第2章 苦闘回顧録
第3章 出世の本当の意味
第4章 悲運予防法
第5章 企業の成功に必要なこと
第6章 処世訓

著者等紹介

安田善次郎[ヤスダゼンジロウ]
実業家、銀行家。1838年富山生まれ。半農半士の貧しい家庭で育つ。20歳から江戸で奉公人として働き、後に独立。両替屋で成功を収め、明治に入ってからは国立銀行の創設に尽力する。安田銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)、帝国海上保険(現・損保ジャパン)、共済生命保険(現・明治安田生命保険)などを設立し、一代で安田財閥と国家予算の8分の1に相当する莫大な資産を築き上げる。社会の重要分野に多額の出資・融資を行い、近代日本の国家の土台を支え続けた

守屋淳[モリヤアツシ]
作家、中国古典研究家。1965年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒、大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あちゃくん

29
幕末から明治にかけての動乱期に財を成した実業家の処世訓。この時期の人物伝って維新の志士や政治家の話が多く、実業家の話を読むのがはじめてだったので、新鮮でした。そして、ビジネス書として今日にも使える内容が多いことに感動を覚えました。2014/08/27

TAK

23
オノ・ヨーコが安田善次郎の曾孫という新発見(※そこじゃない感)2018/11/05

k

5
「揺るがぬ志と努力」銀行家 安田善次郎の人生哲学と力強いメッセージ。この時代を作った人たちにはいろいろ学ばされる。2014/11/18

ひょ24

3
才能, 技術も大切だが最後に成功するためには自制し周りの優秀な人達と比べることなく勤勉に努力することができる意思が重要だということがわかる本。 花を咲かせるためではなく果実を結ぶことが人生の最終目標だという部分に共感した。 物質的充足を幸せの基準とするのではなくつらいことも乗り越えながら得られる愉快な気持ちを大切にしながら生きていきたい。2014/06/20

dexter4620

2
2年ぶり2度目の読了。安田善次郎氏の著書や関連本は多く読んできたが、こちらは自著を現代語訳したもので、初心者には最も読みやすい一冊。中国古典などを多く翻訳している守屋淳氏が何故この一冊を現代語訳しようと思ったのかは気になるところ。だからこそ興味深く読める一冊でもある。2022/08/07

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