星海社新書
「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち

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  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061385443
  • NDC分類 314.85
  • Cコード C0295

出版社内容情報

先の参議院選で17万票を獲得し最多得票落選者となったミュージシャン三宅洋平が初の著書で語る、過去と選挙と未来。選挙は楽しい!

無名のミュージシャンが、参院選で17万票を集めた!
「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」――。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。また、国中で“祝祭空間”を創りだした特殊なやり方に、再現性はあるのか。選挙前・中・後、それぞれの三宅を主観/客観両面から検証し、その是非を問う。「選挙はおもしれぇ、だからやめらんねぇ!」

【著者紹介】
ミュージシャン
1978年、ベルギー生まれ。(仮)ALBATRUSのボーカル・ギター。早稲田大学卒業。元リクルート社員。2013年、「日本社会の価値観を多様にひらく」必要性を感じ、参議院選挙への立候補を表明。緑の党の推薦候補として、型破りな選挙活動「選挙フェス」を展開する。天性のカリスマ性と言語感覚で、多くの有権者の共感を呼び、比例区17万6970の個人得票(全候補中26番目)を得るも、落選。口癖は「ヤーマン」。

内容説明

「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」―。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。また、国中で“祝祭空間”を創りだした特殊なやり方に、再現性はあるのか。選挙前・中・後、それぞれの三宅を主観/客観両面から検証し、その是非を問う。「選挙はおもしれぇ、だからやめらんねぇ!」

目次

第1章 モノローグ三宅洋平「おれは決して立派な人間じゃない」
第2章 渋谷に現れた、居場所なき男
第3章 モノローグ三宅洋平「参院選立候補は、敢えて茨の道を選んだ」
第4章 エコロジカルでオルタナティブな支持層
第5章 モノローグ三宅洋平「IQだけ高いバカにはなるな」
第6章 理性と再魔術
第7章 モノローグ三宅洋平「誰もギロチンにかけない革命」
第8章 これでいい、こんな候補者がいたっていい

著者等紹介

三宅洋平[ミヤケヨウヘイ]
ミュージシャン。1976年、ベルギー生まれ。(仮)ALBATRUSのボーカル・ギター。早稲田大学卒業。元リクルート社員。2013年、「日本社会の価値観を多様にひらく」必要性を感じ、参議院選挙への立候補を表明。緑の党の推薦候補として、型破りな選挙活動「選挙フェス」を展開する。天性のカリスマ性と言語感覚で、多くの有権者の共感を呼び、比例区17万6970の個人得票(全候補中26番目)を得るも、落選

岡本俊浩[オカモトトシヒロ]
ライター。1976年生まれ。社会、文化問わず、幅広く取材を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワダマコト

34
星海社っていうのがまたいいんですよ。この出版社さんは大学の本屋さんにも積極的に置いてもらうように働きかけているらしく、僕が所属する地方大にも並べてあった。嬉しい限り。先の参院選で突如として現れ、インターネット動画を中心に拡散した「選挙フェス」の三宅洋平氏。本人の言葉と、隣にたたずむ岡本さんの客観的な言葉が交互に綴られる。視点を2つ持つことで、それらを比較し、三宅洋平とは?選挙フェスとは?の内側に迫る。2014/02/09

サンノート

8
感情に訴えかけるというここ最近の広告手法を使っている。人間は理屈より感情で動く生き物だから、人間相手に選挙活動をするときにこれはむしろ正統手法。もうひとつは自分を応援しなくていいというメッセージ。そのジャンルで正統手法とは逆のことをやったり、タブーに触れたりすると注目されるんだよな。口パクがタブーだった邦楽の世界で堂々とエア宣言をしたゴールデンボンバーがいい例。他にも例はあるけど秘密にしておく。ものすごく有名な人たちが過去に同じ手法を使っていてびっくりするよ。2015/04/11

はすのこ

2
選挙の新しい形。馬鹿っぽいなぁ。2016/01/21

またの名

2
ヤクザとお友達で敵のような奴ともチャランケ(話し合い)したくて自分に投票しなくてもいいと驚きの宣言をし、更に政治のことは素人レベルの知識しかないと告白したのに多数の票を獲得してしかも落選した候補者についての情報をシェアする本。近代の合理主義と後期資本主義の非人間性と旧弊的な選挙制度への失望と不満がネットを介して収斂した先は、音楽に乗せてラップ調の演説をするオルタナティヴ系のミュージシャンだった。論理より情動を重視する新奇な政治運動をどう捉えるにしても、国内初のネット選挙で最も症候的な出来事だったのは確か。2014/06/24

ニックネーム

1
無名のミュージシャンが、参院選で17万票を集めた! 「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」――。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。2014/08/22

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