出版社内容情報
宮沢賢治は23歳で絶望した。チャップリンは17歳で成功を確信した。「偉人は君の歳で何を語ったか?」 全く新しい偉人伝誕生!
「偉人」にもそんな頃があったのか!
「玄関番、車引き、なんでもするから使ってほしいのです」(野口英世20歳)、「一発も撃たずに革命をする気かね」(チェ・ゲバラ23歳)――。本書は偉人が「何歳のときに」「何を語ったのか」をまとめたものだ。ちまたに名言集や偉人伝は多くあるが、どの本も、綺麗な言葉が並んでいるけれど実感を伴って心に入ってこないものばかりではないだろうか。本書は、年齢にスポットを当て、どういう背景で放たれた言葉なのかを描くことで、なるべく自分の人生と照らし合わせながら読めるよう工夫した。名言は「人生のどういう場面で」「何歳のときに」言ったのかが重要なのだ。さて、君の歳であの偉人は何を語っただろうか?
●まわりに認められなくてヘコんでいる! → モーツアルト…………………32ページ
●新しい企画が上司のせいで通らない! → 寺山修司…………………110ページ
●ライバルだけが期待されていてムカつく! → 立川談志…………………148ページ
●何をやってもうまく行かないから死にたい! → ワーグナー…………………174ページ
●パッとしない脇役みたいな人生なんて嫌だ! → 黒澤明…………………180ページ
内容説明
「玄関番、車引き、なんでもするから使ってほしいのです」(野口英世20歳)、「一発も撃たずに革命をする気かね」(チェ・ゲバラ23歳)―。本書は偉人が「何歳のときに」「何を語ったのか」をまとめたものだ。ちまたに名言集や偉人伝は多くあるが、どの本も、綺麗な言葉が並んでいるけれど実感を伴って心に入ってこないものばかりではないだろうか。本書は、年齢にスポットを当て、どういう背景で放たれた言葉なのかを描くことで、なるべく自分の人生と照らし合わせながら読めるよう工夫した。名言は「人生のどういう場面で」「何歳のときに」言ったのかが重要なのだ。さて、君の歳であの偉人は何を語っただろうか?―。
目次
第1章 17歳→24歳 その一言から真の人生が始まることがある(17歳「私に必要なのは、チャンスだけです」チャップリン;19歳「淫猥のこと一切、禁ず」南方熊楠 ほか)
第2章 25歳→35歳 その一言で人生が大きく変わることがある(25歳「この仕事にどこかまだ本気になりきれなかったわたくしも、これから自分が担わなければならない責任の重さに、ひきしまってゆく思いでした」平塚らいてう;27歳 「それでは会社を辞めます。今日限り辞めます」稲盛和夫 ほか)
第3章 36歳→49歳 その一言で人生が強固になることがある(38歳「僕も三十八だからね、四十までには、大傑作を一つ書いて置きたいよ」太宰治;40歳「おまえだって武器をもっているではないか」カフカ ほか)
第4章 50歳→69歳 その一言で人生の深さを知ることがある(50歳「私にはいま非常な悩み事があり、この1、2ケ月というもの十分に寝食もとれず、以前のような精神力もありません」ニュートン;51歳「ぼくは苦悩の最後の段階に足を踏み入れた。もうじき終わるだろう」ワーグナー ほか)
第5章 70歳→95歳 その一言が人生の終わりを飾ることがある(70歳「血の小便が出るまで苦労したのでしょうか」松下幸之助;74歳「諸君、明日はもっと良いものをつくろう」ガウディ ほか)
著者等紹介
真山知幸[マヤマトモユキ]
人物研究家・著述家。1980年生まれ。人物研究家、著述家として週刊誌、書籍の執筆、テレビ番組の監修、大学での講義などで幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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