出版社内容情報
官能小説400点書いたカリスマ・睦月影郎本人が初公開する「官能小説の文法」。設定、ストーリーの秘密から男女の心理の違いまで。
官能小説の巨匠が満を持して披露する「欲情させる秘技」満載!
文章だけで人を欲情させ、興奮させるエンターテイメント。それが官能小説である。ただのエロ小説だと思ってもらっては困る。あの文章の中にはあらゆる人の感情を操るノウハウが詰まっているのだ。本書では400点以上の作品を生み出してきた官能小説界の巨匠がそのノウハウと哲学を一挙公開する。「主人公が18歳童貞である理由」(44ページ)「話の順序を変えるだけで興奮度は増す」(130ページ)「男は与えられたい生き物・女は与えたい生き物」(180ページ)「キリの良い所で仕事を終えない」(219ページ)など気になる話題が満載。『欲情の文法』は、「ナマの人間」が見えにくい現代において必要な「武器としての教養」だ!
●人は「容姿」や「性格」よりも「立場」や「身分」に弱い
●人は「予定調和(ベタ)」なストーリーに同調する
●人は「してはいけないこと」をすると興奮する
●人は「童貞(弱き者)」が「成長」していく姿に共感する
●人は「匂いや音など五感を刺激する表現」に欲情する
……など、「心を動かすツボ」が満載
内容説明
文章だけで人を欲情させ、興奮させるエンターテイメント。それが官能小説である。ただのエロ小説だと思ってもらっては困る。あの文章の中にはあらゆる人の感情を操るノウハウが詰まっているのだ。本書では400点以上の作品を生み出してきた官能小説界の巨匠がそのノウハウと哲学を一挙公開する。
目次
はじめに 官能小説から見える人間の欲と心理
第1章 文章だけで興奮させる魅惑のエンターテインメント
第2章 興奮させる鍵はキャラ設定にあり
第3章 ストーリー展開は予定調和の成長物語
第4章 人を悦ばせる言葉と表現
第5章 男と女の性とフェティシズム
第6章 官能小説を400冊書き続けた私の方法
おわりに あえて言おう、リアルの恋愛をせよ
著者等紹介
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
官能小説家、漫画家。日本文芸家クラブ理事長。1956年、神奈川県横須賀市生まれ。高校卒業後、看板屋、工員、飲食店勤務などを経て、23歳で官能作家デビュー。これまでに400点以上の官能小説を発表。熟女物からロリータ物まで幅広くこなす。現代物のほか、江戸時代を舞台にした「時代物」と呼ばれるジャンルを確立。また、味覚や嗅覚に関する描写を特徴とする「フェティック」な作風でも知られる。本名の奈良谷隆では戦記やアクション小説を書き、また、ならやたかし名義ではマンガやイラストも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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