児童文学創作シリーズ<br> ルドルフともだちひとりだち - 続ルドルフとイッパイアッテナ

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児童文学創作シリーズ
ルドルフともだちひとりだち - 続ルドルフとイッパイアッテナ

  • 斉藤洋/杉浦範茂
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 講談社(1988/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784061335097
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

【内容紹介】
のらねこと飼いねこの生き方のちがいについて、人間や友だちについて、いちにんまえになるということについて──。なやみながらも、やがて自分なりの答えを見つけだしていく黒ねこルドルフ。ルドルフとそのなかまたちの、笑いと涙でいっぱいの1冊。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

151
ルドルフシリーズの第2作目なのですが、他の作品は読んでいましたが、これだけ取り残されていました。シリーズ中今まででは一番どちらかというと印象に残る作品でした。ほろりとさせてくれます。私はイヌ好きなのですが、この作品を読んでいると自然に猫も好きになってきます。岩合さんの映像もプラスになっているのかもしれません。この作品の表紙が印象に残ります。2016/02/10

mocha

101
ルドルフもだいぶおとなになり、人間で言えば思春期。恋のことはまだわからないけど、生き方とか将来について考えたりもする。飼い猫に戻ること、ノラとして誇り高く生きること…。イッパイアッテナの登山ごっこがすごく面白かった。ブルドックのデビルとの宴会芸も可笑しい。ルドルフの旅の様子を見ていると、うちの猫がたまに2、3日いなくなるのは 実は旅に出ているのかも、と思ってしまう。前作とは書体が変わって、ずいぶん読みやすくなった。2016/06/23

優花 🍯モグモグ

90
児童書だからサクッと読めてしまいます。難しい言葉も文も書いてはないから純粋な気持ちを取り戻せる気がします。この本からともだちの大切さだったり、ひとりだちする勇気、学ぶ大切さが散りばめてあり、たくさんの子供に読んで楽しんで欲しいなって思いました。2016/08/30

masa@レビューお休み中

86
斉藤洋さんの本をようやく読むことができました。といっても、これ第二弾なんですけどね。黒ねこルドルフは、飼いねこでした。しかし、今は野良ねこをやっています。まだまだ子どもで知らないことがたくさんあるルドルフだけど、大人であるイッパイアッテナや、ちょっと年上のブッチーなどから、いろいろ教わって成長していきます。野良ねこ生活を続けているルドルフを見ていると、たくましいなと思ってしまいますね。そんな中で、ルドルフはある決断をするのですが、それがまた深いお話で、唸らされたり、関心させられたりしてしまうんですよね。2013/05/15

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

79
名前がいっぱいあってな。友達がいっぱいあってな。〈イッパイアッテナ〉って名前は誇り高く、少しだけ悲しい。自分の力で生きていかなくてはならなくなった猫たち。人間に食べ物を貰うため〈クロ〉と呼ばれれば「ニャー」と応え、〈チビ〉と呼ばれても「ニャー」と鳴く。親友のタイガーに学び、そんなノラ猫生活が板についてきたルドルフ。でも、タイガーの心には飼い主の姿がある。飼い主の家があった空き地に新しい家が建つのをみて、彼を探すためアメリカ行きを決意するタイガー。悩みながら自分の進む道を見つけていくルドルフ。カッコいいよ。2015/02/14

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