講談社の創作絵本<br> キノキノとポキのふしぎなみ

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講談社の創作絵本
キノキノとポキのふしぎなみ

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784061333451
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

ヤドリギってなに? ワタリドリからのやっかいな贈り物!?ふたりの森のこびとの共生と〃フン〃闘を、気鋭の双子作家が描きます。ビチャ! ある冬の日、ワタリドリが森に飛んできて、べっちょり、フンを落としていきました。木がフンだらけになって、こびとのキノキノは大騒ぎ! すぐに隣の木に住んでいるポキがやってきました。ふたりで掃除しましたが、ベトベトでとれません。 だけど、このやっかいなフン、ただのフンではなかったのです。キノキノが一生懸命お世話をすると、素敵なことがおこり……。


冬、葉の落ちた木に、鳥の巣のような丸い玉がついているのを見たことはありませんか? それは鳥の巣ではなく、その木に寄生している、ヤドリギという別の木なんです。
寄生された木にとってはやっかいですが、ケルト神話では、幸せをもたらす聖なる木とも言われているんですよ。
この絵本は、そんなヤドリギをモチーフにして、個性あふれる二人のこびとの「共生」と成長の姿が描かれています。


種村 有希子[タネムラ ユキコ]
著・文・その他

種村 安希子[タネムラ アキコ]
著・文・その他

内容説明

ビチャ!きがふんだらけになってキノキノはおおさわぎ。でもそれは、ワタリドリがおとしていった、しぜんからのすてきなおくりものでした。

著者等紹介

種村有希子[タネムラユキコ]
1983年、北海道釧路市生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。2011年、第4回グラフィック「1_WALL」ファイナスリト入選。2012年『きいのいえで』で第34回講談社絵本新人賞受賞

種村安希子[タネムラアキコ]
1983年、北海道釧路市生まれ。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。2013年、スタッフとして働いていた二子玉川の貼箱専門店BOX&NEEDLEにて双子の妹有希子とともに二人展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

34
木に住んで世話をしている仲良し小人、なまけもののキノキノと、働き者のポキのファンタジー。ヤドリギに纏わる話を絡めている。渡り鳥のキレンジャクは、ヤドリギの実を好んで食べ、種子は消化されず、そのままの形で排泄される。その際、フンが糸を引くように落下し、種子の外側に粘液物質がついているので、枝にくっつきやすく発芽するとの事。2024/07/01

ほんわか・かめ

26
鳥のフンは素敵な秘密のタネを隠してる。うちの庭からも見覚えのない芽が出てきて、今では立派な木になっています。素敵な置き土産です。ただこの絵本では、鳥の糞で木がベチャベチャになっているのがなんとも…( ・ั﹏・ั) 〈2018/講談社〉有希子(妹)多摩美術大学、安希子(姉)武蔵野美術大学。2022/03/17

anne@灯れ松明の火

24
書店の原画展案内ブログで気になっていたところ(遠くて行けないのだが)隣市分館新着棚で。木の世話をする小人のお話。自然について考えさせてくれる作品。種村有希子さんは、何冊か読んだことがあったが、今回は、安希子さんという初耳のお名前と連名。なんと双子だって! ちなみに、有希子さんは多摩美大美術学部絵画学科卒業。安希子さんは武蔵野美大造形学部日本画学科卒業。双子って、好きなもの、そして能力も似ているのかな~? そういえば、有希子さんのデビュー作『きいのいえで』、双子の話だったな。2018/04/25

円舞曲

19
優しい絵柄と色使いで可愛い~♪2018/08/14

mntmt

19
双子姉妹による絵本。色使いが良いなぁ。2018/04/12

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