出版社内容情報
重病から回復した子猫は、他の動物たちの看護を始めた! 映画「ベイマックス」などに携わった画家が描く、実話を元にした美しい絵本 ポーランドの動物保護シェルターで暮らすある黒猫の、実際にあったお話を絵本にしました。
ある日、シェルターに黒い子猫が運び込まれてきました。重い病気で、全身の毛も抜けていました。
「せめて少しでも楽に死なせてあげよう」スタッフたちはみんなそう思ったほどでした。
それでも、小さな体で一生懸命生きようとして、数ヶ月後、奇跡的に回復したのです。
あるとき、シェルターに今度は車にはねられ大けがをした犬がやってきました。
黒猫は、ベッドに苦しそうに横たわる犬をじっと見ていましたが、そっと近づいて、犬にぴったりと寄りそって、体をなでつけはじめました。
大きな犬を怖がる気配はまったくありません。
いつしか、ふるえていた犬は落ち着いて、静かに眠りはじめました。
それが、猫が看護師として働きはじめた最初でした??。
看護ねこ・ラディのけなげな姿に、絵本を読む人も元気づけられます。
映画「ベイマックス」のコンセプトアートを手がけた上杉忠弘のイラストによる美しい絵本です。
渕上 サトリーノ[フチガミ サトリーノ]
著・文・その他
上杉 忠弘[ウエスギ タダヒロ]
著・文・その他
内容説明
これは本当にいるねこのおはなしです。動物のケアをする「奇跡のねこ」が感動的で美しい絵本になりました。
著者等紹介
渕上サトリーノ[フチガミサトリーノ]
1974年生まれ。映像・デザインディレクター。書籍の編集・執筆も手がけ、犬を題材にした『白いソニア』(自由国民社)はベストセラーとなった
上杉忠弘[ウエスギタダヒロ]
1966年、宮崎県生まれ。イラストレーター。セツ・モードセミナー卒業。映画「コララインとボタンの魔女」のコンセプトアートで、第37回アニー賞最優秀美術賞を日本人として初めて受賞。ディズニー映画「ベイマックス」でもコンセプトアートを担当し、物語の舞台づくりを手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶち
みかん🍊
馨
♪みどりpiyopiyo♪
miww