出版社内容情報
ママはとつぜん、オバケになってしまいました。「ママにあいたいよー!」大泣きするかんたろうのところに、夜遅く、現れたのは……。ママは、くるまに ぶつかって、おばけに なりました。
「あたし、しんじゃったの? もう! しぬ ときまで おっちょこちょいなんだから!」
とつぜん、〃おばけ〃になってしまったママ。
いちばん心配なのは、4歳になる息子のかんたろうのことです。
よる、12時をすぎると、かんたろうの部屋に現れて……。
生まれてきてよかったこと。
いいところも、ダメなところも、かぞえきれないくらいの「好き」でいっぱい。
ママは、これから生きていくかんたろうを励ましながら、じっくりと話をします。
かんたろうも、ママへの思いを伝えながら、ちゃんと前を向いていきます。
おもわずクスッとわらってしまう、でも、ホロリときてしまう。
「このこ、わたしがいなくなったら、どうなっちゃうの?」
親子なら誰でも抱いている大切な気持ちが、ぎゅっと詰まった絵本です。
のぶみ[ノブミ]
著・文・その他
内容説明
「ママ、すごい!とうめいですけてるよ!」「そうよ、おばけなんですもの。」「ぼく、どうすればいいの?」「ぼくがママのこどもでよかった?」さよならのまえに、かんたろうとおっちょこちょいのママがつたえた、「だいすき」のきもち。おっちょこちょいのママだけど、むすこのかんたろうが、なによりもたいせつ。いいところも、ダメなところも、かぞえきれないくらいの「すき」でいっぱい。クスリと笑って、ホロッと涙して…対話を通じて、親から子へ、子から親へ、心をつたえる絵本。対象年齢:3歳から。
著者等紹介
のぶみ[ノブミ]
1978年、東京都生まれ。多くの作品を発表。絵本作品は160冊以上にのぼる。NHK「おかあさんといっしょ」で「よわむしモンスターズ」の、NHK「みいつけた!」では、「おててえほん」のアニメーションを担当するなど、幅広く活躍している。東日本大震災でのボランティア活動をもとに書いたエッセイ・コミック『上を向いて歩こう!』(講談社)は森川ジョージによるリメイク版が生まれるなど、数々の話題を呼ぶ。福島応援キャラクター「あたまがふくしまちゃん」を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
zero1
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AKIKO-WILL
舟江