講談社の創作絵本<br> おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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講談社の創作絵本
おんみょうじ 鬼のおっぺけぽー

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  • サイズ A4判/ページ数 36p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784061332522
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

夢枕獏の人気シリーズ「陰陽師」が初めて絵本化! 平安京を舞台に、幼い安倍晴明が大活躍。呪を唱えて、鬼たちからみんなを救え!舞台は平安京――羅城門へ向かう牛車の前を歩くのは、まだ子どもの陰陽師・安倍晴明。そこへなにやらあやしい雲が近づいてくる。雲のなかからやってきたのは鬼のむれ、百鬼夜行だった。「ひとは おらぬか おっぺけぽー。いたら くっちゃえ くっぺけぽー」。どうしよう、このままではみんな鬼に食われてしまう。「しっ」。晴明は呪(しゅ)を唱えて結界をはり……。

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夢枕 獏[ユメマクラ バク]
著・文・その他

大島 妙子[オオシマ タエコ]
著・文・その他

内容説明

羅城門へむかう牛車の前を歩くのは、まだ子どもの陰陽師、安倍晴明。そこへ、もやもや、雲のなかから鬼のむれがやってきた。このままではみんな食われてしまう…!

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年1月1日、神奈川県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒。1977年に作家デビュー。1989年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、1998年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞を、それぞれ受賞。2011年、2012年『大江戸釣客伝』が泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学賞を受賞し話題となる

大島妙子[オオシマタエコ]
1959年、東京都生まれ。出版社勤務ののち、絵本を描きはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

134
原作は夢枕さんの陰陽師です。いつも原作の挿絵は村上豊さんの絵に慣れているのでこの大島妙子さんの絵は新鮮に感じました。不気味さとこっけいさが同居しているような感じですね。百鬼夜行などを見ていると水木さんの絵を思い浮かべてしまいました。見ているだけで楽しくなります。2015/11/27

ままこ

95
安倍晴明の子供時代の話。羅生門近くで百鬼夜行のと遭遇する。お師匠様は牛車で居眠り中。晴明ピンチ‼︎すかさず結界。子供時代から術は凄いな。でもこの頃はまだ出来ない術あったんだね。またまたピンチ‼︎かっぺけぽー おっぺけぽー とっぺけぽー 大島妙子さんの妖怪の絵は愛嬌があるけど見つかったら怖い…。2019/07/31

アキ

70
「陰陽師」シリーズ・夢枕獏の文に、大島妙子の水彩画がいい具合にマッチしている。平安時代、羅生門へ向かう牛車の前を歩く安倍晴明の前に、妖しい雲がやって来て、雲の中から鬼の群れ、百鬼夜行のお出ましだ。オトマトペを駆使し、リズムよく進むよお話も。牛車の中ではお師匠さん賀茂忠行は眠りこけ、まだ幼い晴明は結界をはって鬼の目からは逃れることができたとさ。しかし人間の匂いは消えなくて、困っていたら賀茂忠行が、たくさんの人間の形をした紙を鬼に食べさせて、鬼は帰って行ったとさ。今も昔も悪い気は陰陽師に追い払ってもらいたい。2020/09/02

よこたん

45
“お師匠さま お師匠さま、たいへんです。まえから こわい ものが たくさん やって きますよ” 安倍晴明にだって、子どもの頃はあった。百鬼夜行と相まみえ、奮闘す。居眠りしてたお師匠さまの賀茂忠行がレキシっぽいゆるさでラブリー♡ ありとあらゆるけったいさを盛り込んだ鬼達が、筆洗いバケツの濁りに濁った水を飲み込んだような色で描かれ、不穏でイヤーな感じ全開。あやしい雲がもやもやあわあわ近づいてきたら、ダッシュで逃げなきゃと心に誓ってしまう本だった。夢枕獏さんが、絵本かいてたとは知らなかったなあ。2019/05/09

クリママ

40
陰陽師といえば夢枕獏。平安京の夜、百鬼夜行。まだ、安倍清明は子どもなので、活躍はわずか。ちょっとがっかり。2019/10/15

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