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内容説明
20世紀初頭、ニュートン以来それまで確固としてみえていた物理学に「革命」といってよい大変動がおこった。アインシュタインの相対性理論と、そして、量子力学の誕生である。レーザー、超伝導をはじめ今日隆盛をきわめるエレクトロニクスなどの現代科学技術は、この量子力学の基礎のもとにできあがっていると言っても過言ではない。ボーア、ハイゼンベルグ、シュレーディンガー、ディラック…等々、1900年代前半にキラ星のごとく輩出した天才たちの生き方を通して描く量子力学誕生の物語。
目次
長岡半太郎の大予言!
その人、マックス・フランク
対立!レナルトとアインシュタイン
デンマークに、ニールス・ボーアあり!
夭逝したモーズリーの“発見”
ハイゼンベルクの温故知新―不確定性原理を提唱
ハイゼンベルクの行列か、シュレーディンガーの波動か
ディラックの陽電子
湯川理論から朝永“繰り込み理論”へ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
11
表題にあるように子供たちにとっての量子論をキーワードにした物理学者たちの業績の軌跡を描いたもので、イラストを多用してわかりやすく説明してくれます。ただやはり10歳には難しいと感じます。文科系の私にとってちょうどいいくらいの説明です。2014/07/25
活字の旅遊人
5
完全について行っていなかった、マセガキ。
naoto
1
量子論そのものの話もあるが、メインは量子論を発見(発明?)するまでの科学者の話。難解な科学理論にも世に出るまでにはいろんなドラマがあるんだな。2度の世界大戦もあり、なかなか紆余曲折だったみたいだ。2012/02/18
木村すらいむ
1
物理学者同士の繋がりと研究の発展の関係がわかりやすかった。 「10歳から」とあるが、高校の「物理II」終了程度の知識があるとよりわかりやすい。 不確定性原理、ラプラスの悪魔、シュレーディンガーの猫について詳しく知りたくなった。2010/09/19
ipusiron
0
1998/7/13読了
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