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内容説明
物理学者たちは、世界の揺るぎない根源を求めて、物質を“切り刻み”、原子、原子核、素粒子へとたどりついた。ところが、この極微の世界に分け入るや、様相はがぜん一変し、確かに見えていた物質世界像は大きく揺らぎはじめたのである。電子は波動であると同時に粒子であり、この粒子は、途中のスクリーンの二つの穴のどちらを通ってこちら側にきたのか判定できないなどという。20世紀の頭脳と言われたディラックに直接量子力学を学んだ著者が、その本質をズバリわかりやすく解説する「計算なき物理学書」。
目次
第1章 難問
第2章 かくして物語は始まった
第3章 量子力学の道具立て
第4章 どちらの道を通ったか?
第5章 知れば知るほどわからなくなる
第6章 特定の値を取る
第7章 量子力学の非局所性
第8章 何を意味するのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
69
翻訳のブルーバックスに時々違和感がある。 専門書なら、翻訳の悪さを問題にするは的外れかも。 翻訳が悪くても、原書にあたればよい。 ブルーバックスは、専門書ではない。 新書として、専門書への導入書。 翻訳が分かりにくいのは悲しい。 英語よりも分かりやすくなると嬉しい。2009/09/23
naoto
1
量子力学の本も何冊か読んだけど、まぁわかってないですな(笑)巻末に数式解説も出てたけど、やっぱりわかんないし。微積分の基礎を理解してないと難しいらしい。Σって極限かなんかだっけ?2012/05/17
かとぅー
0
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