講談社の創作絵本 カッパもやっぱりキュウリでしょ？

シゲタ サヤカ【作・絵】

講談社（2014/10発売）

• サイズ A4判／ページ数 36p／高さ 27cm
• 商品コード 9784061325890
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

カッパが出会った、緑色の大きな物体。それはカッパが好きでたまらない、キュウリだった！？　シゲタサヤカ、驚天動地の最新作！　２００９年にデビューしたシゲタサヤカ氏の最新作です。
デビュー作『まないたにりょうりをあげないこと』では、「まないたが料理を食べてしまう」というユニークな設定で話題になりました。その後、同じレストランを舞台にした続編『りょうりを　してはいけない　なべ』『コックの　ぼうしは　しっている』も好評で、他社からも『オニじゃないよ　おにぎりだよ』(えほんの杜)など、話題作が多く生まれており、現在もっとも人気のある絵本作家のひとりです。
　本作、『カッパも　やっぱり　キュウリでしょ？』は、講談社の新刊としては３年ぶり。満を持しての刊行です。今回の主人公は、「コック」ではなく、妖怪の「カッパ」。野菜のキュウリが好きで好きでたまらないカッパが、ある日出会ったのは緑色の謎の物体。よく見ると、その物体は生きていた！　しかも、キュウリの輪切りそのもの！　驚きつつも、カッパは企むのです。このキュウリを食べてしまおう・・・・・・と。
　シゲタ氏の作品は、予想もつかない展開が魅力ですが、今回の作品もシゲタ節が炸裂。不条理さを感じつつも、読者は主人公のカッパ同様、驚きと脱力感が入り混じる不思議な気持ちになること間違いなし。衝撃のラストは、必見です。

シゲタ サヤカ［シゲタ サヤカ］
著・文・その他

内容説明

世界中のカッパが泣いたベストセラー、日本初上陸！？理屈ぬきのおもしろさ！シゲタサヤカ最新作。

著者等紹介

シゲタサヤカ［シゲタサヤカ］
１９７９年生まれ。短大卒業後、印刷会社での勤務を経て、「パレットクラブスクール」などで絵本制作を学ぶ。第２８～３０回講談社絵本新人賞で佳作を３年連続受賞する。２００９年、第３０回佳作受賞作『まないたにりょうりをあげないこと』で絵本作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nakanaka]

シゲタさんの絵本、やっぱり面白いし好きです。相変わらず不思議な世界観。大好きなきゅうりが無くなったため夜に買い出しに出かけたカッパ君。その帰り道にであった長球状の何かとのお話。予想できない展開で楽しめました。長球状の彼が緑色になっていたのはカビでしょうか。カッパ君が前髪を立たせているのもツボでした。

2016/05/22

[おくちゃん🌸柳緑花紅]

読友さんのオススメ絵本!!笑った～!いやいやあれはキュウリでしよ(笑)そして自動販売機♪先ずはキュウリソフトでしよ。面白かった♪オススメ下さった読友さん、ありがとう♡

2015/05/31

[かおりんご]

絵本。キュウリが大好きなカッパくん。ある晩、道に倒れていたキュウリを助けたら･･･キュウリじゃなかった？シゲタサヤカさん、いい味出してます。みんなキュウリが好きなのですね。

2014/11/16

[かおりんご]

読み聞かせ（42）お話を知っていても言わないと、いってから聞かせればよかったです。話を知っている子が、オチをぽろっと口走ったので、楽しさが半減。もちろん、カッパ目線で、素直に大きなキュウリだと信じている子もいましたが。残念。

2015/05/07

[かおりんご]

読み聞かせるために読む。この本と、もう一冊を紹介したら、シゲタサヤカさんの本は、全て読み聞かせ済みになってしまいます。早く次の絵本が出ないかしら？

2015/05/06