講談社の創作絵本
ばらいろのもり (新装版)

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 21X22cm
  • 商品コード 9784061325685
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

花づくりの男の子が少女から託された、まだつぼみの花束。枯れかけた花は、3日めに男の子が少女を思うと、美しく成長しだします。 花づくりが好きな男の子の前に、ある日少女が現れます。彼女がもっていたのは、まだつぼみの花束。根はついていません。「世界でいちばんの花づくりさん、10日だけあずかって育てて。」と言って、少女は姿を消してしまいます。花はどんどん元気をなくし、3日めに男の子は、「あの子はがっかりするだろうな」と、少女の気持ちを思いました。すると、花はいきいきと開き、美しく成長しだします。少女に会いたい、という男の子の気持ちは、花を大きく育てて、9日めにはばらいろももりになったのです・・・・・・。
 10日後にふたたび現れた少女は、たいへん喜んで「あなたならできると思ったわ。」と言って、やがてふたりは「だいすきな ひとを おもうたびに おおきく うつくしく そだつ はなを つくっています」という看板を、ばらいろのもりの外に建てたのでした。
 春を呼ぶ、愛にあふれたおはなしです。

立原 えりか[タチハラ エリカ]
著・文・その他

永田 萠[ナガタ モエ]
著・文・その他

内容説明

「この花、わたしだけではそだてることができないの。」とつぜんあらわれた女の子から手わたされた花束。「そだててって、いわれても…。」花の世話をするうちに、男の子は、あることに気づきます。愛にあふれた、春のものがたり。

著者等紹介

立原えりか[タチハラエリカ]
東京都に生まれる。1957年に自費出版した『人魚のくつ』で第8回日本児童文学者協会新人賞を、1961年に『でかでか人とちびちび人』で第2回講談社児童文学新人賞を受賞。童話創作の機関誌「ヒースランド」編集長。2013年第52回児童文化功労賞受賞

永田萠[ナガタモエ]
兵庫県に生まれる。1987年、エッセイ画集『花待月に』(偕成社)で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞。著作は140作以上に及ぶ。国内外で数多くの展覧会を精力的に開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫綺

49
旧版にて読了。どちらかと云えば、大人向けのラブファンタジー絵本♪2019/09/14

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

29
立原えりか・永田萌共作の4点のシリーズの春版。「だいすきな ひとを おもうたびに おおきく うつくしく そだつ はなを つくっています」という看板が素敵。どちらかというと大人向けのロマンチック絵本。2014/07/19

ツキノ

26
1984年4月発行。図書館の利用者さん返却本。立原えりか×永田萌といったら黄金のペアじゃなかったか?切り花を抱えてきた女の子に「この花を育てて」と託された男の子。その花の変化と男の子の気づき。素敵なファンタジー。(E298)2021/12/21

魚京童!

16
ドキっとするよね。2016/03/22

退院した雨巫女。

15
《図書館-パレット》ピンク色の表紙の絵本。花を育てる男の子素敵。2021/07/06

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