出版社内容情報
鮮度バツグンの一冊!魚のイキのよさが、絵本からあふれ出す!鮮度バツグンの一冊! 魚のイキのよさが、絵本からあふれ出す!
加藤 休ミ[カトウ ヤスミ]
著・文・その他
内容説明
ピチピチピチピチ、イキのよさが絵本からあふれだす。
著者等紹介
加藤休ミ[カトウヤスミ]
1976年、北海道生まれ。クレヨンとクレパスを用い、ノスタルジックな風景画やリアルな食べ物の絵を描く。書籍の挿画を手掛ける一方、展覧会等で作品を発表。2010年、築地で開催された展覧会「魚展」が好評を博し、長期開催となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
139
お寿司屋でのはなしから、早朝に魚市場に行って、さまざまな種類の魚を紹介してくれます。非常に色合いがうまい感じで素朴な絵だと思うのですが温かさが感じられました。私もお寿司では、「たいらぎ」は好きなのですがどのような貝かは知りませんでした。2016/12/17
Kawai Hideki
70
寿司屋の大将に誘われて、男の子が朝早く魚市場に見学に行くお話。マグロの競りにはじまって、ミルガイ、スズキ、イトヨリダイ、キンメダイ、カワハギ、ブリ・・・と、おいしそうな魚の描写が続く。人間の絵はアバウトなのに、魚の絵は、超リアルに描かれている。その情熱のかけ方のギャップが面白い。2016/11/27
よこたん
46
“セリの ばしょは マグロが ぎょうぎよく ならんでいて、おじさんたちが どれを かうか しなさだめを している。” 加藤休ミさんの魚の絵が大好き。早朝の魚市場の風景や人の姿はざっくりと、魚はとってもリアルに描かれている。マグロのつややかさ、コロッと肥えた感じ、開いた口、うつろな目ににんまりしてしまう。ブリ(ほぼ実物大)の皮目の質感がすごい。イトヨリダイの身はきっとやわらかだと見ていて分かる。キンメダイの眼差しには、魂を吸い取られてしまいそうな吸引力がある。そして、やっぱり殻付きのタイラギが欲しくなる。2019/04/09
ちえ
39
つい最近知った加藤休ミさん。リアルな魚の絵とひょうきんな人の表情がいい。よく考えてみると切り身でしか知らない魚や貝が沢山ありますね。タイラギ…知らなかった。ヒラメの処理も…びっくり!表裏の表紙をめくったところに描いてある絵も魚市場の活気を感じます。それにしてもタイラギすごいなー(^^)2019/12/07
かおりんご
31
絵本。魚がリアル!市場のようすがよくわかる。2016/11/10