出版社内容情報
野村萬斎氏推薦!
「狂言」を通して、表現の楽しさを子どもたちに伝えたい――。この「狂言えほん」シリーズが、小さな子どもにとっての最初の一歩になれば、私もうれしいです。――(野村萬斎/狂言師)
?「うつぼざる」は、こんなお話です?
むかし、わがままなとのさまが、家来をつれ、狩りにでかけました。そのとちゅうで猿まわしを見かけ、自分のうつぼ(矢入れ)にしようと、猿の毛皮をよこせと無理難題をいいつけます。弓矢でおどされ、泣く泣く子猿をうつことにした猿まわし。せめて苦しまないように我が手でと、棒をふりかぶると、猿は合図とかんちがいをし、芸を始めます。その姿に猿まわしは、やはりうてぬ、と涙を流し、猿まわしたちの情愛に、とのさまは……。
※読みきかせ……3歳から
ひとり読み……小学校低学年から
もとした いづみ[モトシタ イヅミ]
著・文・その他
西村 繁男[ニシムラ シゲオ]
著・文・その他
内容説明
むかし、わがままなとのさまが、家来をつれ、狩りにでかけました。そのとちゅうで猿まわしを見かけ、自分のうつぼ(矢入れ)にしようと、猿の毛皮をよこせと無理難題をいいつけます。弓矢でおどされ、泣く泣く子猿をうつことにした猿まわし、せめて苦しまないように我が手でと、棒をふりかぶると、猿は合図とかんちがいをし、芸を始めます。その姿に猿まわしは、やはりうてぬ、と涙を流し、猿まわしたちの情愛に、とのさまは…。読みきかせ3歳から、ひとり読み小学校低学年から。
著者等紹介
もとしたいづみ[モトシタイズミ]
出版社勤務を経て、子ども向けの作品を書きはじめる。おもな作品に『どうぶつゆうびん』(あべ弘士・絵、講談社、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞)、『ふってきました』(石井聖岳・絵、講談社、講談社出版文化賞絵本賞)などがある。翻訳、作詞、短歌など幅広い分野でも活躍する
西村繁男[ニシムラシゲオ]
1947年、高知県に生まれる。中央大学商学部卒業。セツ・モードセミナー卒業。おもな作品に『絵で見る日本の歴史』(福音館書店、絵本にっぽん大賞)、『ぼくらの地図旅行』(那須正幹・文、福音館書店、絵本にっぽん賞)、『絵で読む広島の原爆』(那須正幹・文、福音館書店、産経児童出版文化賞)、『にちよういち』(童心社、児童福祉文化賞)、『がたごとがたごと』(内田麟太郎・文、童心社、日本絵本賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
chiaki
ヒラP@ehon.gohon
どあら
魚京童!