講談社の創作絵本<br> まつり

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講談社の創作絵本
まつり

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  • サイズ A4判/ページ数 40p/高さ 21X28cm
  • 商品コード 9784061324459
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

人と木は、ずっといっしょに生きてきた。
まつり――。わたしたちが知と技で伝えてきた、「日本のこころ」の結晶。

パリの植物園を舞台にした『大きな木のような人』のあと、身体が「描きたい」と要求するものをなかなか見つけることができないでいた。そんなとき、私は何かに呼ばれるようにして秋祭りに出かけた。私を呼んだのは、鎮守の森の1本の老ケヤキだった。お囃子にさそわれてか、子どもたちが湧くように現れては、大樹の根やこぶこぶに抱きついたりのぼったりしはじめた――。その中にさえらがいた。私は一気に「まつり」にのみこまれていった。(いせ ひでこ)

いせ ひでこ[イセ ヒデコ]
著・文・その他

内容説明

たいこの音が、どろどろどこどこ、ひびきわたる。つぎつぎと屋台の提灯に、火がはいる。わらわらと、灯りをもった子どもたちが集まってくる―。

著者等紹介

いせひでこ[イセヒデコ]
画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京芸術大学卒業。『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞、『水仙月の四日』で産経児童出版文化賞美術賞、『ルリユールおじさん』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞する。宮沢賢治とゴッホの研究をライフワークとしており、スケッチの旅での出会いや実感を大切にする現場主義に徹した作品が多い。作品はフランスなど海外でも翻訳出版されている。2007年にはパリで「いせひでこ絵本原画展 絆」を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やすらぎ

200
穏やかな山に雷鳴轟くことがあっても、私たちは自然の恵みを頂いて生きている。雨が降りますように。西風がおさまりますように。人々は自然に願い、そして守られている。鎮守の森、そこに眠る木彫りの魂は、この土地を根づいた人々の縮図となり、古き良き大切なことを伝え続けている。夕暮れに光が灯ると"まつり"の音が聴こえてくる。夜空に龍が舞い、太鼓ばやしに鳥が翔ぶ。古木ケヤキに神が宿ると光と闇の境が消えていき、懐かしい思いが蘇る。一人ひとりの鼓動が共鳴し合えばきっと、向日葵や大きな木のように深く根付き穏やかに育つのだろう。2022/08/28

のっち♬

183
『大きな木のような人』の続編。さえらの地元で催されるちんじゅの森のおまつりを観る木の先生。今回スポットを当てるのは彫刻屋台まつりを伝え続ける知の技の職人たちで現場の躍動感は毎度の安定感。笛を吹き、太鼓を叩く動作も音が聞こえて来そう。最も鮮烈なのが屋台の壮麗で神秘的な色彩。水彩画のぼかしが深淵さに見事に昇華されていて、見応えのある光景に仕上がった。「龍が舞い 鳥が翔ぶ 灯が踊る 森羅万象に神が宿る」の場面も神々しい。芭蕉に感化されたり、祭りに参加したりと、木の先生のノリの良さも提灯の温かみに溶け込んでいる。2022/08/28

やま

136
まつり 2010.11発行。字の大きさは…大。大好きないせさんの絵が、一段と私の胸の中に飛び込んできます。今回は、絵の中の白色が特にインパクトがあります。そして、色が暖かいです。一番は、まつりの屋台が凄く良いです。色がなんともいえない。今までのいせさんの絵では、出て来なかった色が出ています。暖かくて、厳かで、華やかで、威厳があります。物語は、フランスから帰って来たさえらの元に、フランスの植物園の先生が秋祭りの時に訪ねて来ます。先生に、さえらのおじいちゃんが屋台に使う木や屋台の組み立てなどを説明します。→2020/11/13

kanegon69@凍結中

116
木の先生が「さえら」に会いに日本にやって来た!「さえら」の故郷では秋をむかえ、鎮守の森の祭りが始まろうとしている。職人たちが伝統の技を駆使して、彫刻屋台を組み立てていく。その木材にはヒノキ、カシ、トチ、イチョウ、シラカシ、ケヤキなどが適材適所に使われており、釘一本もなしに彫刻屋台を組み上げていく。まさしく森羅万象を敬って生きてきた日本人の魂、自然を敬う心を形にしたような彫刻屋台、さぁ秋のお祭りだ!ドンスクドンドン スクドンドン!淡い水彩画で煌びやかな秋の祭りの様子がいせさんの絵筆で一層鮮やかに描かれている2019/10/26

greenish 🌿

110
パリの植物園で出逢った"木の先生"から大切なものを受け継いだ少女・さえら。日本を訪れた木の先生を、故郷の祭りに誘います。『大きな木のような人』から時間は過ぎて、さえらが先生に見せたかったものは・・・  ---パリの街並みから一転、厳かな祭り屋台・紋を染め抜いた法被・揺らめく祭り提灯・笛や太鼓を打ち鳴らす人々・・・その荘厳さ・躍動感溢れる《和》の絵が心に響きます。 山の神々が宿った木、木の生命を受け継いだ祭り屋台、神々を奉る伝統の祭り。 自然と共生していくことや受け継いでいくことの尊さに気づかせてくれます。2014/01/18

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