出版社内容情報
「このおばけ、くださあい!」
モモちゃんは、なぜかおばけがほしくてしかたなくなりました。10円もって出かけますが、おばけってどこに売っているのでしょう? 読みきかせにぴったりサイズの新装版です。
・文/松谷みよ子さんからのメッセージ
ちいさいモモちゃん――― おばけとモモちゃん
むかし、神さまであったものが、時代が下るにつれて妖怪化していく例は多いのですが、その妖怪たちもまた、現代の子どもたちにとっては、アイドル化しつつあります。
おばけを友だち扱いしている現代っ子と、むかしながらのおばけたちのくいちがいは、おとなと子どものくいちがいにも通じています。
概念にとらわれないで行動する子どもから生まれたおはなしです。
松谷みよ子
・担当者のうちあけ話
新装版ちいさいモモちゃんえほんの3冊めとなる本書は、モモちゃんのお話の中でも、もっとも人気のあるタイトルのひとつ。この人気の秘密は、シリーズの中でも随一のモモちゃんの元気さ! そもそもおばけの話といえば夏が定番ですが、この絵本は季節を問いません。読者から「モモちゃんがまったくおばけをこわがっていないので、うちの子もおばけをこわがらなくなりました」というお手紙をいただくほど、モモちゃんパワーがすごいのです。わたし自身、10円にぎりしめて、おばけを買いにいくモモちゃん、ふわっふわののっぺらぼう、裏表紙のモモちゃんのうしろ姿に、どれだけほっこりした気持になったことか。冬にも読みたいおばけの絵本です。(ほろほろ鳥)
【読み聞かせ:3歳ごろから ひとり読み:6歳ごろから】
松谷 みよ子[マツタニ ミヨコ]
著・文・その他
武田 美穂[タケダ ミホ]
著・文・その他
内容説明
モモちゃんは、おばけがほしくてしかたありません。10円もって買いにでかけますが、おもちゃ屋さんにも、動物屋さんにも売っていません。すると、突然、ドドーンとものすごい音がして…!?よみきかせ:3歳から。ひとりよみ:6歳から。
著者等紹介
松谷みよ子[マツタニミヨコ]
東京都生まれ。作家。大人気となった「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ(講談社)をはじめとする童話や、絵本、民話研究など幅広い分野で、金字塔といえる作品群を発表する。1962年には『龍の子太郎』(講談社)で、国際アンデルセン賞優良賞を受賞
武田美穂[タケダミホ]
東京都生まれ。絵本作家。かわいらしさの中にも、情感あふれる作風で人気を集めている。受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
ヒラP@ehon.gohon
喪中の雨巫女。
ヒラP@ehon.gohon
二条ママ