出版社内容情報
0(ゼロ)を発見した国、インドの数の絵本
10人のきこりが もりにいって木をきって、いいます。
「まだある、まだある。」
のこりはいくつなのかな?
インドの画家、A.ラマチャンドランさんは、「まだある、まだある」とみんなが思っているうちに、美しい自然や伝統がどんどんなくなっていくのを心配して、このような美しい絵本を描きました。たくさんあるように見える自然も、21世紀には、あっという間に消えていき、森のおくから「トラ」が現れるかもしれません。そうならないようにすること。それは、これからの時代を生きる、どの国の、どの世代にも共通するテーマだと思います。――訳者/田島伸二
エー・ラマチャンドラン[エー ラマチャンドラン]
著・文・その他
田島 伸二[タジマ シンジ]
翻訳
内容説明
10人のきこりがもりにいって木をきって、いいます。「まだある、まだある。」のこりはいくつなのかな?0を発見した国、インドの数の絵本。
著者等紹介
ラマチャンドラン,A.[ラマチャンドラン,A.][Ramachandran,A.]
1935年南インドのケララ州に生まれる。ケララ大学で文学を学んだ後、ベンガルのタゴール国際大学院で美術を学ぶ。ケララの寺院壁画の調査研究を実施。独自な社会認識にもとづいた油絵大作を次々に発表。ニューデリーのジャミア・ミリア・イスラミア大学で美術学部を創設、長年学部長を務める。1980年頃から伝統的な視覚表現を強く意識した独得な作品で、現代インド画壇の重鎮として活躍している。2005年、インドの文化勲章を受章した。現在ニューデリー市在住
田島伸二[タジマシンジ]
広島生まれ。ドイツやタゴール国際大学院で学ぶ。ユネスコ・アジア文化センターで、アジア・太平洋地域の図書開発や識字教育を行う。現在は、国際識字文化センターの代表を務めながら、作家として活躍している。主な作品には『さばくのきょうりゅう』(絵/康禹鉉、第20回講談社出版文化賞絵本賞、講談社)などがあり、28言語で翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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なななお
こふみ
ume 改め saryo
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
しぃ