出版社内容情報
子どもから大人まで広く愛されてきたロングセラーが大型版に!
これが本屋のイチオシ!
小さかったころの ぼくを いつも たすけてくれたのは
おじいちゃんの ことばだった。
どくしゃのみなさんへ
おじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし
日本図書館協会選定図書/講談社出版文化賞絵本賞
内容説明
心配しなくても「だいじょうぶ」。無理しなくても「だいじょうぶ」。それは、おじいちゃんのやさしいおまじない。子どもたちのしなやかな強さを育むのはもちろん、すこし疲れた大人にも前を向く力を与えてくれる絵本です。
著者等紹介
いとうひろし[イトウヒロシ]
1957年、東京都生まれ。作品に『マンホールからこんにちは』(日本児童文芸家協会新人賞)、『ルラルさんのにわ』(絵本にっぽん賞)、『おさるのまいにち』(路傍の石幼少年文学賞)、『おさるのもり』(野間児童文芸賞)、『くもくん』(絵本にっぽん賞読者賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
92
絵本。通常版はすこしちいさめなので、読み聞かせしたいので大型本を購入▽ぼくはおじいちゃんと散歩するのが大好き。おじいちゃんと散歩するとたくさんの発見がありわくわくした。怖いことや不安にあることも知ったけれど、おじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれた。▽不安な世の中でも「大丈夫」といえる優しさと強さを持ちたい。良本。たまに読みたい。2021/06/08
瑪瑙(サードニックス)
38
「だいじょうぶだいじょうぶ」は魔法の言葉だと思います。いつもおじいちゃんに言ってもらっていた男の子。成長して、今度は自分がおじいちゃんに言ってあげます。心優しい男の子。「だいじょうぶ」って誰かに言ってもらえると安心しますよね。ステキな魔法の言葉。良い絵本だと思います。2016/05/23
Heart
23
〝だいじょうぶ〟って魔法の言葉と思うくらい、強くて優しくて温かくて救われる言葉だと思う。号泣でした(;_;)2017/07/30
Cinejazz
17
〝ぼく〟が今よりずっと赤ちゃんだった頃、〝お爺ちゃん〟が今よりずっと元気だった頃、ぼくとお爺ちゃんは、毎日のように散歩を楽しんでいました。散歩の途中、困った事や怖い事に出合うと「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれるお爺ちゃんでした・・・。 やがて〝ぼく〟は、ずいぶん大きくなり〝お爺ちゃん〟は、ずいぶん歳をとりました。だから今度は、ぼくの番です。お爺ちゃんの手を握り、何度でも繰り返します「だいじょうぶ、大丈夫だよ、お爺ちゃん」と。 大人から子どもへ、子どもから老人へと、愛情が育み励まされる絵本です。2022/03/19
tolucky1962
15
「だいじょうぶ」って言葉は奥が深い。軽薄にもなるし安心も与える。発した人の人格が問われる言葉。2017/03/25