出版社内容情報
きみが見ているものだって、夜になったらもしかして……。
電話に机、いす、テレビ。ぼくの部屋にあるものが、昼はどんなふうか、ぼくは知ってる。でも……。どうやら、夜はこんなふうになっているらしい。そして今夜も……。
斉藤洋・高畠那生の贈る、おもしろお洒落な「昼と夜」の本!
斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]
著・文・その他
高畠 那生[タカバタケ ナオ]
著・文・その他
内容説明
電話に机、いす、テレビ。ぼくの部屋にあるものが、昼はどんなふうか、ぼくは知ってる。でも…。どうやら、夜はこんなふうになっているらしい。そして今夜も…。斉藤洋・高畠那生の贈る、おもしろお洒落な「昼と夜」の本。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都生まれ
高畠那生[タカバタケナオ]
1978年、岐阜県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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つくよみ
71
図書館本:何処にでもいるような、学生風の青年。かれの部屋に有る、あらゆるものが、夜、彼が寝ている間にはそれぞれ何かに変貌して、夜な夜なお祭り騒ぎを繰り返している・・・らしい。と言うお話。独特のセンスで描かれた、どこか落書きに見えるような絵のセンスが、不思議な世界観にしっくりとはまっている。最後の彼の姿は、そのお祭りに参加したいと思った、願望の現れだったのか?内容とリンクしているような、表紙の不思議な空気感といい、なんとも言えないシュールな魅力を感じる作品だった。2014/01/04
Naomi
13
『だれのたまご』コンビの絵本。自分の身近なものたちが、夜になるとどうなっているのか・・・。ちょっと怖いような、不思議な世界観のお話。3歳児クラスで読み聞かせしたら、ある男の子がすごくウケていた。「この本、すごくおもしろいよ~。」って。この絵本の面白さがイマイチわからないわたしには、ちょっと意外な反応でした。2014/12/11
いっちゃん
11
絵と文章、別の人だけど、こんな絵を描いてくださいとリクエストしたのか、お任せかがすごく知りたい。この、遠近バラバラな高畠さんの絵、はまる。2015/10/15
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
ぼくの持っている物は、昼の顔と夜の顔がある。表紙が購入しているかのような絵なので、ここから買った不思議なものなのだろう。どこに良さを感じていいのか分からない本でした(失礼っ)2020/01/08
gerBera.m
10
20060525初版★自分の見ているものが、夜になると全然違う???って想像力を掻き立てられる本。2016/04/02