出版社内容情報
ボローニャ・エルバ賞受賞作家の自信作! ページを開くごとに、作者の想像した家があらわれます。それぞれの家にはすごい事件はないけれど、おとずれると温かい気持ちになります。幻想的な美しい絵本です 幼児から
内容説明
心やすらぐ「家」が、あなたにはありますか?ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞作家が、シンプルな絵と飾らない言葉でつづる、ちょっと不思議な家の風景。
著者等紹介
南本樹[ミナミモトシゲル]
1943年、ハルビンに生まれる。’80年、『ふうせんとおじさん』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
123
おうち。1日のはじまり。1日のおわり。ここにいるとなぜか落ち着く不思議な場所。一緒に笑ったり、一緒に悲しんだり、おうちのなかでみんな気持ちを整えている。あなたにも心やすらぐ場所がありますか。癒やされる色合い、街にとけて、海にとけて、夜にとけていくような、シンプルな絵には深みがある、南本樹さんの絵本は語りかける。どんなおうちが好きですか。ちいさなおうちに楽しさはいっぱい詰まっています。ともに生きている。夕暮れに染まり、雨に打たれて、記憶を綴っていく。夜空の下に灯るおうちの星屑が、やさしさに包まれますように。2025/09/13
パフちゃん@かのん変更
26
パステルカラーの素敵な絵本。なんだか詩的で幻想的です。2013/09/16
Cinejazz
16
〝「夕陽のあたる家」…窓に夕陽が映り始めると、この家の一日がもうすぐ終わる (心躍るようなことは、なかったけれど、でも、これでいいんだ) この家はそう思っている…燃えたつような夕陽のなかで…〟ボローニャ・エルバ賞受賞作家の<南本 樹>さんが問いかける「あなたの家はどんな家? 心安らぐ家が、あなたにはありますか?」と…「夕暮れの風景が好きです。ぼんやりと明かりが灯された家々。それぞれがちがった表情をしています。家もまた、生きています。住む人といっしょに喜んだり、悲しんだりしながらその一生を送るのです」2025/09/16
fu-min
6
小さな家、もくばの家など可愛い家が色々あり、色も言葉も優しくて大人が読んでも癒される絵本です。2015/01/20
がる
6
‘自分の家’を持つことが夢だった昔を思い出させてくれた絵本。 家も人と一緒に生きているなぁ。2012/04/17