出版社内容情報
クレヨンたちが語る色とりどりの１２の物語おばあちゃんのくれた１２色のクレヨンが、正君の眠りの中にあらわれて、紫はスミレの花、黄色はエンゼルの話というように、それぞれが楽しいお話をはじめる。 小学中級から
内容説明
盲腸の手術をした正君に、おばあちゃんが買ってきてくれたのは十二色のクレヨン。そのクレヨンたちが、正君のゆめの中に順々にあらわれて、いろんな話をしてくれた。むらさきはスミレの花、白はモンシロチョウ、黄色はエンゼルの話など、たのしかったり、すこし心がいたんだり…。さあ、十二の色の十二のお話、はじまり、はじまり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aiaimo`olelo
21
12色のクレヨンによる12のなかなか笑えるファンタジー短編集。1986年初版ということで時代を感じるところもあるけれど、それがまたセピア調ファンタジーとなって少し昔の映画を見ているような気分で一気読み。ぷっと笑い、仰天し、時にハラハラ(;ﾟдﾟ) ｺﾞｸﾘ…、えぇぇ!?と驚き、、いろんな感情を引き出してくれた楽しい読書になりました。クマがバスに乗る話、ヘチマと言い合う話、風の子雲の子学校の話、ブタ別荘の話、野原が引越しする話が好き。カレイかヒラメか自分でもわからなくなり、「おまえは絶対的にカレイであって2023/07/02
どら母 学校図書館を考える
15
クレヨン王国シリーズ、初読み 図書館の古くてボロボロで、何年も読まれてない本を抜き出して、廃棄へ。長いシリーズなので、どこからどこまで残すか。悩み所。 2018/07/10
フミ
4
王様はなんでもあきらめない人だね！2016/08/21
もも
3
娘が小さいころ見ていたアニメ「夢のクレヨン王国」の原作のようだが、アニメのワチャワチャ感がない。この本はシリーズ本なので、あと何冊か読んだらアニメで見たイメージがあるのかもしれない。 盲腸の手術をした正君。おばあちゃんが買ってくれた12色のクレヨンが正君の夢の中でいろいろなお話をしてくれるというもので、ファンタジー満載です。 茶色クレヨンのお話「ドングリのかくれんぼ」は、イソップ童話のような教訓めいているような内容で、心に残った。2023/07/03
ピンクのヤドン@どわすれ
1
☆3
