講談社現代新書<br> 教養としての世界史

講談社現代新書
教養としての世界史

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061154803
  • NDC分類 209

出版社内容情報

【内容紹介】
現代ほど、あらゆる分野にわたって、世界史的視野というものが必要とされる時はない。ヘーゲル、マルクス、ランケなどによる従来の史観は、第2次大戦後の世界の激変によって、再検討が不可避のものとなっている。本書は、新しい世界史像をもとめて、統一的観点からとらえなおした恰好の入門書である。

世界史は、思うに、成功よりも挫折と失敗の場面を、幸よりも不幸を、はるかに多く呈示します。しかしヘーゲルがいったように、「歴史の幸福なページは空白」かもしれません。変転してやまない世界史を凝視し、しかもそこから未来への前進の手がかりをつかむには、強い精神とたゆまない努力とが必要です。人間は、悠久の昔から今日にいたるまで、一歩一歩、歴史をきりひらいてきました。この力こそは、これからも歴史をきりひらいてゆく力であるはずです。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shiaruvy

13
★4 [1992.12.20 50刷] 入門書というよりはうろ覚え世界史の確認用だろう。 端折って書かれているところ沢山あるので,行間埋める為に中学参考書一通り読んでからがお勧め(大学受験用は厚すぎて近代に辿り着く頃にはギリシャ・ローマ忘れそう..なので)。 乱暴だが世界史は液体(水・油・ワイン)の争奪とユダヤ人の動きに意識置きながら,宗教(神)・軍事的覇権の推移・経済(風俗文化)さえ押さえておけばいいと理系の頭は思う。 2013/07/10

茶幸才斎

8
1966年の著作。定評があるのか、単に読みやすいからなのか、かなり版を重ねている。いまや遺憾ながら、新書1冊わずか200余頁で世界史の概説が試みられたことを示す歴史資料、というほかはない気がする。十字軍や宗教改革に触れ、筆者は、キリスト教徒はときに、博愛と残酷が背中合わせの、日本人には理解不能な狂気ぶりを発揮する、と述懐する。なるほど、確かにこの宗教は、「汝自身を愛するごとく、汝の隣人を愛せよ」 と説くわりには、歴史的にみて、人々の心に慈愛をもたらすより、分断し対立せしめるのに絶大なる威力を発揮している。2010/09/30

Yasomi Mori

6
古代から現代(1960年代)までをコンパクトにまとめた一冊。思い切った要約がこの本の魅力だが、この本から「教養」を始めようとすると教科書的に見えてしまってツライかも。各時代・各テーマに関する本をいくつか読んだ後で、それぞれの繋がりを確認するような使い方だと楽しめる。新しい時代は前の時代をどう継承し、どう乗り越えたのかという観点から歴史の進展を追ってみると、時の政権が倒れる原因はその時代自身に内在しているものであることに気づかされる。現代社会の「平和」は、歴史上あまりに稀有な状況なのだということにも。2016/02/11

ミツ

6
生徒に授業をしているかのような語り口で人類の発生から現代の世界までが解説され、懐かしさを感じながら楽しく読めた。 長大な歴史を僅か200ページちょっとの新書にまとめたということもあり、ものすごい駆け足で話が進むし端折っている所も多々あり、世界史を初めて学ぶ人向けというより一度ある程度勉強したけど忘れている人向けという感じがした。2010/04/28

kakoboo

4
長い世界史の歴史を薄い一冊の本にするとここまで薄いものになるのかというくらいの史実を積み重ねただけの本。あくまで個人的意見ですが、さわりのさわりだけ学んでも教養なんてつかない(特に歴史は)んだから、もっと論点を絞って深いところまでついてほしかった。2014/12/12

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