講談社現代新書<br> 哲学のすすめ

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講談社現代新書
哲学のすすめ

  • 岩崎武雄
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(1983/08発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061154667
  • NDC分類 104
  • Cコード C0210

出版社内容情報

【内容紹介】
人間はなんのために生きているのだろう?どうしたら幸福になれるのだろうか?哲学はいったいどんな役に立つのだろう?哲学と科学はどうちがうのか?哲学はいつの時代も変らないのだろうか?本書は、こんな疑問にやさしく答えながら、「考える」ことの重要さを説き、生きる上の原理としての哲学を深めた、よりよく生きるためのユニークな哲学入門である。――著者のことば

哲学というものは、その本質上、文章では説明しにくいことが多く、そのため用語も必要以上に難解になり、わかりにくくなる傾向があるが、著者は、日本の哲学書にありがちな特殊な専門語をできるだけ使わずに、ごく平明な文章で説明することに努めている。哲学的な「考え方」を説明し、哲学と科学とはどう違うかというような根本問題を説いている。表現はやさしくできているが、扱われている問題は高度に哲学的である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Spica.M

9
「哲学をやっている」というと、すぐに変わりもの扱いされたり、いらぬ誤解が付きまとうのが哲学という分野である。そんな状況に陥りがちな原因を著者は、「哲学という言葉は、いっこうに、その学問内容を示さない」せいだと指摘する。しかし、その言葉では学問の内容がわからないところに、哲学が他の学問以上にわれわれにとって身近なものであるということが暗示されている、とするのが本著で発信したいメッセージであった風に思える。 「歴史の皮肉」の部分は、本書の中でも特に面白い。文字数の関係で紹介できないのが惜しい。2018/08/28

みどるん

9
人間生きていく上で価値判断を必ずしているわけで広い意味で誰もが哲学をしている。その事実を受け止め意味を考え咀嚼し、意志を持つことで見えてくるものがあるに違いない。科学は法則を見つけ利用することはできても法則自体を作ることは出来ない。2014/05/11

8
哲学は死んだ学問でしょうか?僕はそうは思いません。なぜなら誰もが自分の哲学というものを持ち、それを基準に幸福を追求しているからです。過去の哲学者の思想を学ぶことで、自分の哲学をさらなる高次へと昇華させることができる。それにより得られる幸福の質が上がる。哲学を学ぶことは、幸福へと近づく行為なのです。死んだ、不要な学問などではないのです。2018/04/14

寝落ち6段

7
哲学は人生観、ものごとの価値判断。何をするにしても、その行為は必ず自分の判断で始まる。その基礎となるのが人生観、つまりその人の哲学である。学問も哲学なしでは成り立たない。よりよく生きるためには、人生観をしっかりと固めなければ、揺らいでしまう。その為に学び続けなければならない。2013/05/02

kaz

6
1966年発行ということもあり、時代を感じる部分もあったが、現在でも通じることが述べられていたと思う。記述も簡潔で論の運びもよく整理されていてとても読みやすかった。個々の哲学についての解説ではなく、なぜ、哲学が人間にとって必要なのか?という話。事実を客観的に捉えようとする科学と、あらゆる行動の基礎となる価値判断のための哲学は互いに手を取り合わねばならない。科学万能主義によってもたらされた公害被害があらわになり始めていた時代にこの本が出たことは、意味がありそう。科学の底には価値判断としての哲学の問題がある。2020/12/21

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