ザ・ベストミステリーズ―推理小説年鑑〈2016〉

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784061149175
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2015年の最上級ミステリーが集結! 日本推理作家協会が面白くて優れた短篇だけを選び抜いた、究極のアンソロジー決定版。2015年ミステリーの最高峰!
過去1年間に発表されたすべての短篇推理小説の中から、日本推理作家協会が選び抜いた至高の作品だけを収録。新鋭からベテランまでキャリアは関係なく、とにかく面白くて優れた短篇ばかりを集めました。作家のアイディアと技とたくらみが詰まっています。
巻末には「推理小説・二〇一五年」に加え、推理小説関係の受賞作を網羅したリストを掲載。
ミステリーファンだけでなく、入門書にもぴったりな、ミステリー・アンソロジーの完全保存版です。

日本推理作家協会[ニホンスイリサッカキョウカイ]
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内容説明

極上の出会いが約束された比類なき究極のアンソロジー。2015年短編ミステリーの最高峰をあなたに!日本推理作家協会が厳選した間違いなしの12作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itoko♪

68
ミステリーのアンソロジー12作品集。芦沢央さん、永嶋恵美さんの作品は既読。小林由香さん『ジャッジメント』と同じ舞台の作品や、若竹七海さんの葉村晶シリーズも収められていて、何とも贅沢。一番興奮したのが、秋吉理香子さんの『リケジョの婚活』私の大好きなTV番組をベースにした作品で、秋吉さんも観ているに違いない、と嬉しくなった。大石直紀さんの『おばあちゃんといっしょ』こういうの、結構好みです。2016/08/26

ゆにこ

65
読友さんの感想から知った本。アンソロジーは未読の作家さんを知る良い機会。秋吉さん目当てで読みましたが他にも面白い作品があり、お得でした。2016/08/01

ヒデミン@もも

51
縁あって2015年に続いて読んだせいか、今までのザ・ベストミステリーズとの違いを鮮明に感じた。女性の作家の作品が多いから? 恐らく初読みの永嶋恵美、秋吉理香子、小林由香、日野草の作品が良かった。特に秋吉さんの「リケジョの婚活」は最高!想像していたイメージと違い爽やか。人が死なないミステリー大好き。あのお見合い番組を見事にミステリーに仕立てなんだかほっこり。そして真逆に小林さんの「サイレン」が怖すぎて、残虐なシーンは飛ばし読み、そしてラストに涙涙。芦沢央さんも怖かった。大沢さんの新宿鮫は鉄板。2016/06/08

ダミアン4号

42
ミステリー短編集を物足りないと仰る方もいますが私は大好きです。初めてのお店で食事を楽しもうと思った時、いきなりメインの料理を頼んで「うっ失敗したか?」と呻くより中華で言う“点心”の様な小皿料理をいくつか頼み「これぞ!」と思うメニューを見つけ出す方が…短編ミステリーは、そういった楽しみもあるモノだと思っています。2015年に発表された短編ミステリーの最高峰!帯に間違いなしの内容でした。大石直紀、永嶋恵美、榊林銘、小林由香…初読みでしたが実に面白かった!そしてメインディッシュの若竹七海!やっぱ葉村晶が好きです2016/08/27

ブルームーン

33
1冊でいろんなミステリーが読めて得した気分。初読み作家さんも多数で、新たな発見もできてよかった。中でも『ババ抜き』が一番好み。まさかこんな呑気なタイトルで登場人物も三人だけなのに、見事なミステリーになっててビックリ。他の年度のものも読んでみたい。2016/08/28

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