出版社内容情報
【内容紹介】
高度な知能をもった鳥たちは人間を駆遂し、地球の支配者となった!だが、地球上の進化の歪みを正すべく生まれた鳥人社会も、決して理想の世界ではなく、やがて人間と同様の歴史を歩みはじめる!傑作SF、第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Dー
4
ジュンク堂の出してる全集を購入。ずっと読みたかったけど、文庫がどこにも置いてなかったので注文された分だけ作ってくれるジュンク堂の全集は神です。しかもB5サイズ。内容は猿の惑星の鳥版をイメージして読み始めたけど、ちゃんとなぜ鳥の支配が始まるって起源から物語が始まるので今巻でも中盤になるにつれ面白さが加速していく。猿と違って元々鳥は人間でもよく食べられていたから、人間を食べる場面というのもなんとも皮肉が効いている。人間と鳥人が共存する感じになるのか、第三者の介入で更なる支配が始まるのかどっちにしろ気になる。2025/09/28
kadocks
4
SFマガジンに連載され、連載中はよくわからなかったが単行本で読んで初めて面白さがわかったものだ。数十年ぶりに改めて読むと、まあディストピア物でもあり重く深いSF。短編を並べる事で全体像を見せていくのだが、それぞれの短編一つ一つの切り取り方がいやらしく、なかなか救いがない。それが良い。鳥肉の扱いもブラックで怖い。トラウマ感笑 だが70年代を映すディストピアSFとして傑作。やはり大人向けの作品の重さは毎度凄いね。2023/01/13
うぬ山
3
最初は短編集かと思いきや、徐々に繋がってくるストーリー。手塚治虫独特の闇深さとブラックユーモアは正直読んでて楽しいとは感じないんだけど(どっちかというとしんどい)、その世界観の広さにただただ圧倒される。SF、(当時の)時事ネタ、キリスト教など何でもござれだ。更にキャッチーかつ上手い絵で、独特の表現技法で見せてくる。手塚治虫ってすげーと改めて思う。2019/08/07
歩兵
2
短篇のような連作短編のような長編のような、変な構成。描いているうちに構想が固まってきたのだろうか。序盤の流れから、鳥をモチーフとした奇妙な短編がたくさん読めるのかと思ったので拍子抜け。2013/07/31
ビシャカナ
1
ひょんなことから鳥類が知性を獲得して人類を支配していく、その裏には宇宙人の勝手な陰謀があった。架空の進化史、文化史としても面白い。2019/06/09




