出版社内容情報
【内容紹介】
モンモウ病のため容貌の変わった桐人は、異国を流浪し続ける!一方、日本では竜ヶ浦教授の野望が着々と進行していた!モンモウ病は、はたして伝染病なのか……!?衝撃のヒューマン・ドラマ、熱望の第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroki Nishizumi
3
「モンモウ病は伝染病でなければならんのだ、わしが十月の学会でそう発表するからだ」 そして桐人の逃亡は失敗に終わるのか、精神的に追い込まれる占部は・・・2014/06/04
三毛猫座(みけ
2
出てくる女の人がかわいい。でも不幸なことになりそうで、怖い。2016/03/06
歩兵
2
占部さんの婦女暴行2回目。カジュラホの寺院にあるミトゥナ像を使って婉曲表現されてはいるけれども、やっていることは全くえげつない。悪いやっちゃ。そして占部さんの本体は眼鏡だったらしい。麗花といい、色情狂がよく出てくる。思えばたつだっていきなり夜這いに来た女だ。竜ヶ浦先生は恨まれるべきいやらしい人間であることに間違いはないのだけれど、自分の出生にあくせく奔走する姿が哀れみを誘うせいなのか、見ていてなんだか憎みきれない悲しい気持ちになる。2013/06/05
take0516
2
陰謀にはめられ、未来を奪われ、人としての尊厳すら踏みにじられる中で、小山内桐人は人としての気高さを保ち続けようと必死に戦う。でもきっとまだまだ絶望は続いていくんだろうな。2011/06/15
呼吸器内科医K
1
22-021★★★★☆キャラクターの描写が丁寧で感情移入させられる。2022/01/26