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出版社内容情報
時は大正末期。中学教師の青年・鷹塔香澄は、強欲な叔父の命令で、伯爵家次男・蓮城晃士郎の元へ嫁に行かされることに…。
時は大正末期。中学教師の青年・鷹塔香澄は、強欲な叔父の命令で、伯爵家次男・蓮城晃士郎の元へ嫁に行かされることに。晃士郎もまた、家督を危ぶむ実兄の命令で渋々承知した婚姻だったが、香澄と逢瀬や身体を重ねるうち、いつしか本気の恋にのめりこんで…。
内容説明
時は大正末期。伯爵家次男の蓮城晃士郎は、家督を危ぶむ兄に「男の嫁を娶れ」と言われ、そのうえ見合いの場で相手と契ることを命じられる。一方、見合い相手の青年・鷹塔香澄も、強欲な叔父に脅迫され見合いに臨んでいた。衆人環視の中で身体を重ねることに強い抵抗を覚える二人だったが、おずおずと触れあい淫らな熱を感じ合ううちに、狂おしいまでの快感に溺れ始めて…。大正浪漫薫る、愛と官能の華燭物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そらねこ
15
男の嫁を娶れ…と兄にご無体な要求をされる次男×爵位と財産を叔父に乗っ取られた長男。兄が継いだ伯爵家を自分の息子に継がせるために次男に子供が出来ないように…ということで中々酷い展開になるのかと思いきや、一目会ったその日から恋の花咲く事もある~←古い!お見合いで衆人環視の元、契ったらもう、その後は甘々メロメロ展開でした。お兄ちゃんも酷い奴なのかと思いきや、嫁助けてるし…う~ん(´-`).。oOもう、孕んでおしまいなさい…と攻めも言ってたし男でも大丈夫じゃないかな?うん。でもお兄ちゃんの思惑外れるけどねw2016/08/13
hideko
14
舞台大正末期。伯爵家次男の晃士郎は兄から「男の嫁を娶れ」と命令される。家督争いを防ぐ為。そして、見合い相手の香澄(立派な男)と見合いの場で契るのだと命令。 全くもって、とんでも設定。しかし、香澄が美形であるし、犯っちゃうのよね。コマッタお坊ちゃま達!(´∀`*)ウフフ デートしたりして、惹かれ合う2人。 お育ちが良いので敬語攻めがたまらん! 読後は( ̄ー ̄)ニヤニヤ♡2017/06/14
りんご☆
12
読了2017/09/19
カイ
2
男の嫁を娶れ!!(内容は違うけど星野リリィさん思い出しだよ ^^;)兄が継いでる伯爵家を自分の息子に譲るために、欲を出さないようにと次男の晃士郎にした命令。最初は嫌な兄だなと思ったけれど、弟嫁が襲われるシーンで「うちの嫁になにをする」って助けにきてるし、男嫁だけどちゃんと身内として受け入れてる感じが、嫌な兄から好感度アップしました・笑。 どっちみち晃士郎も気になっていた相手との結婚なので良かった良かった。 元婚約者達は頑張って幸せつかんでください…2012/01/22
はるとらみ
0
攻も受も自分の身内から酷い扱いを受けながら、さしてそれを疑問に思うことなく2人で盛り上がっているだけの話でさしたる内容もない1冊でした。育ちが良すぎると一般人とはかけ離れた人生観を持ってしまうものなのか・・・。2013/08/05