もえぎ文庫 滴る蜜夜の純情

秋山 みち花【著】

学研パブリッシング（2010/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 241p／高さ 15cm
• 商品コード 9784059041337
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

大学１年にして由緒ある名家・一条院家の当主である寛人。美貌と才能を併せ持つ彼のそばには、有能な秘書兼世話係である沢渡高見が控え、一条院の成功を支えている。一見信頼しあうふたりだが、実は寛人は、誰よりも沢渡を憎んでいた！「かわいいですよ、寛人様」―沢渡を縛り付けるために毎夜、欲望を処理させる寛人に、沢渡は忠実に従う。しかしある日、沢渡の裏切りを知らされ！？執着と純情が交差するラブストーリー。

著者等紹介

秋山みち花［アキヤマミチカ］
東京都出身。千葉県在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[0655]

こういう本を読む側のツボを抑えまくろうと（受は御曹司で学生だが社長。攻は会社では秘書で家では執事。過去の出来事で互いに含むものアリ）設定はてんこ盛り。２人の歪な関係が会社のゴタゴタから浮き彫りになるのだが、そもそも会社描写自体が薄っぺらく、「問題は起こったが攻がいいようにまとめました」ぐらいだし、話の筋的には重要な脇役が複数出てるのにチャッチャ出てちょっと引っかく程度で深みなし。何より受に坊ちゃんであるという以外の魅力を感じず。もっと要素を少なくして話を深めてまとめろと思いつつ読了。

2014/05/31

[Kira]

4/5　あまり萌えなかった。こういう受けがみち花先生の好みだというのはわかったが、操り人形みたいで私にはもうひとつだった。沢渡も一度くらいは乱暴な言葉をタメ口で言ってくれたら萌えたのに。まぁ、同じ作者の作品ばかり読んでいると、たまにはハズレもある。文章だけは、変わらずしっくり合う。

2016/10/11

[册（さく）]

主人を気高く有能な経営者に教育しつつ、肉体は淫らに調教する執事君、そんな執事への恋心になかなか気付けない主人は…みたいな話。後日談で全てが上手くいった雰囲気は伝わるのだけれど、ビジネス方面の顛末が書かれていないのがスッキリしない…

2010/11/24

[maria]

kindleアンリミ。挿絵なし。うーん、惜しい。秋山さん、設定はいつも好みなんだけど、ハマらないなぁ。主従モノ、大学生にして財閥の総帥かつ美貌で高慢な受と執事兼企業の中枢で実務まで担当するスーパーマンな攻。敬語。そして復讐→執着と盛りだくさんな設定。拗らせてた割にあっさりくっついててうーん。そして結局会社の問題や思わせぶりな又従兄弟はどうなったんだ？という残念な読後感。

2017/08/31

[mizukiyu2]

Kindleunlimitedにて。この作家さんは六青さん系なのかなと思ってたけど違うのかな(^◇^;)とりあえずこの本は合わなかった...。他の作品読んでみよう...

2017/02/01