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内容説明
就職氷河期の中なんとか就職した会社、(株)カタクラで営業部に配属された清正。上司は営業成績No.1の「真田さん」だと聞き、名前通り歴史好きな清正は「真田幸村みたいな、優しい人だといいな」と思っていた。しかし「真田さん」は華やかで自由(傍若無人ともいう)な、イメージ的には伊達政宗な男で…!?勝手に「小虎」と愛称をつけられつつ、必死で真田についていく清正だったが、ある日、なぜか強引にキスをされてしまい―。
著者等紹介
鳩村衣杏[ハトムライアン]
東京都出身。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
20
電子にて☆鳩村さんお得意の肉食系受、そして仕事に対する考え方やそのプロセス、ウンチクなどなど読んでいてとても面白い。戦国武将は実は詳しくないのでそのへんはへぇーだったんですけど(^_^;)お前が欲がってるもの、望む俺を全部やるからお前の全てもくれ…と攻が言うセリフ、私の萌えポイント。2016/04/27
リリー
7
戦国武将の名前がついた人ばかりいる会社の話ですが、特に生まれ変わりものなどではありません。豪胆な先輩営業マン真田×新人の小虎こと箏浦。さらさら〜っと読了。2017/01/26
mayama@読書生活自由型
7
・・・幽霊と武将いらなくない?(笑)真田さんは営業としてはかなり相手にディープに入り込むタイプですね。確かに誰にでも出来る仕事のやり方じゃないけれど、ラーメンの話のほかにロシアやカナダの小麦事情など時事ネタも入ってきてお仕事シーンが面白かったです。受が乙女思考で仕事に支障が出たり武将の性格が良く分からなかったり(←これはわたしの勉強不足ですね・・)幽霊話がくっついてたりと気が散る要素が多くてBL的な部分に集中しきれませんでした。左近さんと石田さんがとても気になります。2010/09/20
IENEKO
6
戦国ネタ、時事ネタ、幽霊騒動に新人教育とてんこ盛り。鳩村さんのワークものはとても詳細で読み応えがあるのに、若干盛りすぎ感が。戦国武将はブームですが、その前からサラリーマンの愛読書でしたよね。多分出るであろうスピンオフも楽しみです。ところで鳩村さんのワーキングものといえば、他のレーベルにパン屋×ケーキ屋がいましたよね。あちらもスピンオフが出ないかな~と楽しみにしていたのですが、小麦の高騰が心配です。2010/10/08
ゆちゅらぶ♪
6
鳩村さんらしくワーキングメインで、メールのエピソードやジェントル麺の会なんかはすごくよかったんだけど、コメディでもないのにこれはちょっとやり過ぎではないかと…。逆にここまでこだわったならいっそもっとマニアックな武将っぽさを貫いてコメディにしちゃってもよかったんじゃ?幽霊騒ぎもやや消化不十分。いや、面白くなかったわけではけしてなく、ワーキング部分だけで十分いけるのに、余分なエピソードが入ったことでお互いの感情面の書き込みが不足になってしまったようで残念。2010/09/18