出版社内容情報
警視庁での検死官生活15年、その間臨場した変死体3000。その仕事ぶりから“スッポンの芹さん”と呼ばれた検死の名人が語り下した犯罪の実態。検死の七つ道具を携え、日夜分かたず犯罪現場に急行し、真実に迫った男の執念を描く!
内容説明
検死官生活15年、臨場した変死体3000。その仕事ぶりから“スッポンの芹さん”とあだ名された捜査官が語り下した犯罪の実態。「園児誘拐・一酸化炭素中毒死体」「外交官令嬢・焼殺死体」「97ヵ所の怨念・刀創死体」「上野一家・挫裂創死体」「整形美人・絞殺死体」…。検死の七つ道具を携え、昼夜を分かたず事件の真実に迫った男の執念を描く犯罪ドキュメント。
目次
第1章 検死官初臨場
第2章 十一の現場―死体に取り憑かれた検死官
第3章 十一の現場・番外編―警視庁指定一〇八号連続射殺事件
第4章 殺しのテクニック
第5章 OB検死官、警察大学校で講義
第6章 死体は招く
著者等紹介
斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年、東京生まれ。1963年、東北大学工学部中退。1973年、国際機械振動研究所を退職後、ノンフィクション作家として独立。犯罪、国家と情報など社会問題に関するルポルタージュを新聞・雑誌等に執筆している
芹沢常行[セリザワツネユキ]
1915年、東京生まれ。1948年中央大学法学部卒。1939年警視庁巡査拝命、本所警察署刑事課長、警視庁鑑識課現場鑑識係長を経て、1960年検死官。その後調布警察署長、刑事部理事官(検死官室長)で1974年に退職するまでほとんど検死業務に専従。警察大学校常任講師、関東管区警察学校嘱託講師を歴任後引退
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GAKU
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