学研M文庫
警視庁検死官

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059020714
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0147

出版社内容情報

警視庁での検死官生活15年、その間臨場した変死体3000。その仕事ぶりから“スッポンの芹さん”と呼ばれた検死の名人が語り下した犯罪の実態。検死の七つ道具を携え、日夜分かたず犯罪現場に急行し、真実に迫った男の執念を描く!   

内容説明

検死官生活15年、臨場した変死体3000。その仕事ぶりから“スッポンの芹さん”とあだ名された捜査官が語り下した犯罪の実態。「園児誘拐・一酸化炭素中毒死体」「外交官令嬢・焼殺死体」「97ヵ所の怨念・刀創死体」「上野一家・挫裂創死体」「整形美人・絞殺死体」…。検死の七つ道具を携え、昼夜を分かたず事件の真実に迫った男の執念を描く犯罪ドキュメント。

目次

第1章 検死官初臨場
第2章 十一の現場―死体に取り憑かれた検死官
第3章 十一の現場・番外編―警視庁指定一〇八号連続射殺事件
第4章 殺しのテクニック
第5章 OB検死官、警察大学校で講義
第6章 死体は招く

著者等紹介

斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年、東京生まれ。1963年、東北大学工学部中退。1973年、国際機械振動研究所を退職後、ノンフィクション作家として独立。犯罪、国家と情報など社会問題に関するルポルタージュを新聞・雑誌等に執筆している

芹沢常行[セリザワツネユキ]
1915年、東京生まれ。1948年中央大学法学部卒。1939年警視庁巡査拝命、本所警察署刑事課長、警視庁鑑識課現場鑑識係長を経て、1960年検死官。その後調布警察署長、刑事部理事官(検死官室長)で1974年に退職するまでほとんど検死業務に専従。警察大学校常任講師、関東管区警察学校嘱託講師を歴任後引退
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GAKU

54
検死官歴15年。臨場した変死体3000体。“スッポンの芹さん”と呼ばれた検察官が語った変死体、検死の数々。一酸化炭素中毒死体、焼殺死体、刀創死体、挫裂創死体等々色々な検死話が出てくる、出てくる。しかもリアルに、切り取られた乳房や、遺体まで写った現場の写真まで載っています。他にも殺しのテクニックとか、月別の溺死体が腐敗して浮き上がってくるまでの最短と最長の日数とか、月別の遺体に涌いた蛆虫の発育度合い表とか、私達には何の役にも立たない情報まで載っています。こういうの苦手な人は絶対読まない方が良いです。2016/06/24

井戸端アンジェリか

9
被害者や切り取られたオッパイ写真にヒャ~となっての野次馬根性購入をお許し下さい。“お縄にする”だの言い回しが古いので情報も古かろうと高を括っていて申し訳ございません。『全ては冤罪を作り出さない為に』素晴らしい!スッポンの芹さんのおかげで仏さんも浮かばれます。 後半には代表的な殺しのテクニックが挙げられていて、えっ?教えていいのか?の疑問も解けました。蛆虫の表、水死体の表、コツコツと研究している御方のいる事に驚きつつ頭が下がります。2016/06/10

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