出版社内容情報
「四方仏」を手がかりに、仏像の世界をわかりやすく説いた、画期的な入門書。日本仏教の原点である奈良の仏像を例にとり、豊富な写真と平易な図解を用い、立体的に仏像の本質を読み解く。本書を読めば、必ずや自らの信仰すべき仏像が見つかるはずである。
内容説明
「四方仏」を手がかりに仏像の世界をわかりやすく説いた、画期的な入門書が登場。日本仏教の原点である奈良の仏像を例にとり、豊富な写真と平易な図解を用い、立体的に仏像の本質を読み解いていく。
目次
序の章 仏像とは何か
南北の章 釈迦‐弥勒
東西の章 薬師‐阿弥陀
彼岸の章 四方仏‐十仏‐十三仏
まとめの章 密教‐曼荼羅
著者等紹介
佐伯快勝[サエキカイショウ]
1932年、奈良に生まれる。55年、奈良教育大学卒業。公立中学校教師を六年間務めた後、浄瑠璃寺に入る。68年、父・快龍師の跡をうけて同寺住職となる。現在、真言律宗総本山・西大寺宗務長と浄瑠璃寺住職を兼務する
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感想・レビュー
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ささの葉
1
鎌倉への道中にて読了。読めば読むほど、わからなくなる仏様、仏教の世界。めくるめく曼荼羅のよう。日本人の文化や生活に長く影響を与え続けているのに、本当に知らないことばかり。もっと深く踏み込んでいきたい領域。2011/06/28
アル
0
ちょっと調べたいことがあって再読。 タイトルに反して仏像そのものへの解説は少なく、 『仏像(の配置)を(手がかりにしてその背後にある教説を)読む』 と言う感じか。 四方仏から十三仏を経て曼荼羅まで、「配置」によって経典・教説の内容を再現しようとする工夫が興味深い。2024/02/22
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