内容説明
新興国、明治の日本が一等国をめざし、強国ロシアと戦った日露戦争。その日露戦争において日本初の騎兵を率い、黒溝台、奉天で大活躍した秋山好古、日本海海戦で連合艦隊作戦参謀として勝利をもたらした真之。泣き虫と腕白だった少年時代から、「坂の上の雲」をめざし、明治という時代を駆け抜けた兄弟の実像を時代背景とともに描く。
目次
松山城下、中歩行町
好古、フランスに学ぶ
真之候補生、オスマントルコへ
旅順と威海衛
真之、アメリカに学ぶ
ロシアとの戦争をイメージして
黒溝台、そして奉天へ
天気晴朗ナレドモ波高シ
平和と戦争
好古陸軍大将、故郷へ
著者等紹介
森悠也[モリユウヤ]
1942年、満州国・奉天(現遼寧省瀋陽)生まれ。中央大学経済学部卒業。太平洋戦争研究会に所属。戦史に関する著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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