学研M文庫<br> 豊臣秀長

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学研M文庫
豊臣秀長

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059012184
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0121

内容説明

後に天下人となる兄・秀吉を持つが運命。貧農の身から大和中心に100万石もの大領を拝し、大和大納言と称された豊臣秀長。下克上の世に二心を抱かず、生涯を秀吉の片腕として無私・無欲に貫く。内には温順を常に緩衝役と徹し、外には辣腕を振るう文武両面の活躍で天下統一に貢献。秀吉の名代役を務め、秀吉に諌言できる唯一の人物とも評され、豊臣政権樹立の要石となった不撓不屈の将・秀長の信義に満ちた人生。

著者等紹介

志木沢郁[シギサワカオル]
1955年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。2003年、『嶋左近戦記 信貴山妖変』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。能(金春流)、狂言(和泉流)、弓道(日置流)などに親しみ現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

y系

2
秀長の兄への想いと、要所要所での兄弟のやり取りに泣きそうに。だが兄者命の自分と叔父を特別好きでもなさ気な秀次を一緒にしたらあかんと思いました。2013/03/16

BIN

1
個人的には副将といえば武田信繁ですが、この小一郎秀長も副将としては素晴らしいのがよくわかった。秀長のフォローあっての秀吉といっても過言ではないな。短いけど、うまくまとまっていて良い作品だった。秀長と言えば内政の方がメインぽいが、この作品では武断派をアピールしていて面白い。2012/12/28

もだんたいむす

0
2013.10.05 読了2013/10/05

おかゆ

0
これは良い羽柴兄弟……半兵衛が死んだ後でも脳内で語りかける秀長も良し。2010/01/30

安国寺@灯れ松明の火

0
「真田信之」と同様に兄弟にスポットライトを当てていますが、こちらの方がよく練り込まれている感じがあって一気に読みました。尾張弁丸出しがいい味を出しているので、読み進むうちに伝染してしまいますが。あとがきにも書いてあるように、意外に武闘派だったらしいのが面白いです。2009/11/28

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