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学研M文庫
ドイツ空軍全史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 461p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059012160
  • NDC分類 398.234
  • Cコード C0122

内容説明

第二次大戦におけるドイツ空軍は、いかにして戦い、滅びたのか?先進的装備と赫々たる戦術的勝利の陰にあった、敗戦への予兆とは?本書は、空軍というものの定義がいまだ固まっていなかった戦間期からドイツ空軍の歴史を見つめなおし、緒戦の電撃的な進攻、ソ連進攻以降の泥沼の戦いから敗戦に至る盛衰のすべてを、大量のデータをもとに包括的に分析する。ドイツ空軍を真に理解したい読者に贈る決定的大著。

目次

序章 戦略爆撃の思想
第1章 ドイツ空軍の創設と戦争準備
第2章 緒戦快勝、対英戦へ
第3章 ソ連進攻作戦
第4章 東部戦線の大ギャンブル―一九四二年一月~十月
第5章 外周戦域敗退と連合軍航空攻勢―一九四二年十一月~一九四三年八月
第6章 本土上空消耗戦―一九四三年九月~一九四四年三月
第7章 退勢強まる―一九四四年四月~九月
追補・第8章 最後の戦い―一九四四年十月~一九四五年五月
終章 結論

著者等紹介

マーレイ,ウィリアムソン[マーレイ,ウィリアムソン]
1963年、エール大学で歴史学を学んだのち、アメリカ空軍士官として5年間の軍務につく。その後母校にて軍事外交史の博士号を取得、軍事史と戦略研究課程の理事を務める。1977年から1995年までオハイオ州立大学にて教鞭を取り、また、エア・ウォー・カレッジ、陸軍士官学校、および海軍大学などにおいても教壇に立った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tsuyoshi1_48

5
第二次世界大戦おけるルフトバッフェの栄光から滅亡まで。ドイツ空軍は、開戦劈頭の戦術的勝利を戦略的成功と錯誤し、生産拡大や資源確保等への対応が遅れ、やがて英米の物量の前に屈します。南太平洋での一大消耗戦に巻き込まれた帝国海軍と同じ陥穽に落ちたのですね。。。2011/01/05

Schräge Musik

2
WW1後ヴェルサイユ条約で衰退したドイツ空軍が如何にして立ち直り、戦術爆撃理論から陸軍と緊密な連携を必要とする近接航空支援へ辿り着いたのか。WW2へと突き進んだ先に見えてきた現実が書かれています。戦前に生産ラインを作り上げたハンス・イェションネクの盲執とエアハルト・ミルヒの試行が興味深かったです。2012/02/12

m_a

1
第二次大戦を通し、各国がなぜそのような行動をとったかが軍事面だけでなく各首脳の個性・思想を通して説明されている本。判断ミスや驕りが生まれる原因など勉強になる点が多い。2012/01/08

Narr

0
国防軍やドイツ全体からは一線引いた「空軍」の発展・衰退が良くわかる。というか早々に崖っぷちに立たされてるところを5年「維持」にもっていく空軍を見直す本。

a-park

0
「戦術的勝利では戦略的敗北を覆すことは出来ない」好例  読んでいてどんどん暗い気持ちになってくるよ……2009/02/21

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