内容説明
名指揮官加藤建夫中佐のもと、南方進攻作戦における数々の戦場で戦果を重ね、広く国民の尊敬を集めた「加藤隼戦闘隊」こと日本陸軍飛行第64戦隊。この精鋭戦闘機部隊のエースパイロットのひとり、安田義人元准尉が回想するマレー、スマトラ、ジャワ、ビルマ上空の激戦の詳細、一式戦闘機「隼」の実態、そして加藤戦隊長の壮烈な戦死。陸軍航空隊の栄光に満ちた日々が生々しくよみがえる、迫真の航空戦記。
目次
第1章 加藤隼戦闘隊の開戦
第2章 クアラルンプール空中戦
第3章 隼に敵なし
第4章 敵中横断
第5章 加藤部隊長の死
第6章 深夜の空中戦
第7章 ビルマ戦線の隼
著者等紹介
安田義人[ヤスダヨシト]
1916(大正5)年7月、島根県江津市生まれ。元陸軍准尉。1936(昭和11)年12月、平壤飛行第6連隊に入隊。第81期操縦学生修了。1938年8月、飛行第64戦隊に配属。1941年以降、マレー、スマトラ、ジャワ、ビルマ作戦に参加し、多くの撃墜戦果を記録する。1943年7月内地に帰還、飛行第246戦隊において本土防空戦に参加した。2005(平成17)年12月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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