内容説明
200X年、東シナ海のガス田開発をめぐって日中両国の関係は最悪の状態になりつつあった。そんなある日、日本の領土である尖閣諸島付近で中国のフリゲートが領海侵犯をする。それから数日後、日本の領空に接近する3機の中国機を発見、F‐4EJ改J1、ファントムJ3が緊急発進した―有事のシミュレーションとともに、組織、戦力、戦闘方法、システムなど、現在の航空自衛隊の実力を分析する。
目次
第1章 シミュレーション―本土防空の戦い
第2章 航空総隊
第3章 アラート体制とバッジ・システム
第4章 ファイター・パイロットへの道
第5章 航空支援集団/航空教育集団/補給本部
第6章 日本の戦闘機(FX)選び
第7章 航空自衛隊の作戦機
第8章 ウエポン・システム
第9章 電子戦(EW)
第10章 現代の空中戦闘
著者等紹介
菊池征男[キクチマサオ]
1940年、宮崎県延岡市生まれ。東京新聞をへて月刊雑誌「丸」の編集に37年間携わる。取締役写真部長で退社。その間、坂井三郎氏(故人)を核とした「零の会」の会長。学習研究社『歴史群像 太平洋戦争シリーズ』に寄稿。その他専門誌などに執筆。週刊誌にもコメントを寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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