学研M文庫
史伝 佐々成政

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059011378
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

前田利家の宿命のライバル佐々成政は、大胆かつ智性を兼ね備えた名将であり、また領民のために尽くす民政家であった。しかし死後、勝者の政治により悪しき伝説に彩られたこの悲運の智将を、古文書や民間伝承を渉猟した著者が余すところなく書き尽くした一冊。   

内容説明

戦陣では退却が最も難しく、将たる器が試される。末森の戦いにおける佐々成政の退却ぶりを、敵方の前田勢でさえさすが名将と称えた。実に成政は、大胆かつ智性を兼ね備えた名将であり、また民衆のために尽くす民政家でもあった。されど死後、成政ほど悪しき伝説に彩られた戦国武将はいない。その伝説には勝者の政治がある。著者は古文書や民衆の伝承を渉猟し、ここに成政の実像を余すところなく甦らせる。

目次

第1章 佐々成政の越中入国
第2章 末森の戦い
第3章 真冬の北アルプス越え
第4章 早百合のぶらり火
第5章 佐々堤
第6章 肥後転封
補章 埋蔵金伝説

著者等紹介

遠藤和子[エンドウカズコ]
1925年、富山市生まれ。富山師範学校卒業後、教員生活のかたわら、童話作品、教育実践記録などを発表。退職後、本格的な作家活動に入る。佐々成政研究家としても注目され講演活動も行っている。日本文芸家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

7
佐々成政を長年研究している著者が、その生涯についてまとめた一冊です。面白い。佐々成政の新しい面が見られます。とはいえぶっちゃけ、身びいきが過ぎやしないかというのが第一印象。これだけ正面きって思い入れたっぷりに持ち上げられると、ちょっとバランスを逆に傾けすぎたのではないかと思えるのです。どうなんだろうな。 ま、読んでいて好感は持てましたが。 2011/01/22

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