学研M文庫
柴田勝家―ひたむきに戦国乱世を駈け抜けた男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059011194
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

人気歴史作家の安西篤子が、新たな柴田勝家像を描く。「鬼柴田」とよばれ、武勇で名を馳せた織田軍団屈指の名将・柴田勝家の知られざる生涯とは。無骨で粗野な猛将といった旧来の風評の陰には、繊細で誠実、生一本の素顔が隠されていた。   

内容説明

「鬼柴田」「瓶割り柴田」と武勇で名高い柴田勝家は、主君信長の覇業を支え続けた織田家第一の宿老である。戦場では軍団屈指の猛将として軍功数知れず、北の庄城主となっては北陸経営に手腕を発揮した。前田利家など同僚に「おやじ殿」と慕われる厚き人望までも備えた勝家が、豊臣秀吉に敗れたのはいったい何故なのか?希代の「闘将」の知られざる生涯を描く。

著者等紹介

安西篤子[アンザイアツコ]
1927年、神戸市に生まれる。少女期をドイツ、中国で過ごす。1964年『張少子の話』で直木賞を受賞。1993年『黒鳥』で女流文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ni-o

2
勝家好き大歓喜でした。

すももたろう

1
☆☆☆2012/09/18

桔梗

1
無駄な台詞が無く、説明と経過を主体にしているので読みやすかったが迫力には欠ける。勝家の参考程度に読むならいいかと。2009/04/26

青空のゆくえ

0
歴史のなif、もし柴田勝家が佐久間盛政の軽はずみな行動を厳しく律していれば、智将同士の戦い、秀吉もそう簡単には勝家には勝てず、賤ケ岳の戦いもまた違ったものになっていたかもしれません。勝家は名将ですが、情に脆いという甘さが命取りになってしまったのでしょう。戦国時代、軍規に反したものは死罪。甥とはいえ、大将の命に従わない盛政を死罪にするくらいの厳しさ、非情さが勝家にはほしかったと思います。2022/07/03

ター

0
このおっちゃん可愛すぎない?ムサくて強面で女にモテない武骨者だけど、その内面は涙脆く一途で純粋で表裏無い人情家。武力一辺倒の脳筋馬鹿ではないが、謀略は苦手。良く言えば正々堂々、悪く言えばお人よし。勝家最高!亡き主君に忠義を貫くというのは後の石田三成も似ている。そして結末も似ている...トップに立つには腹黒さも必要なのだろうけれど、やっぱりこういう人にトップに立ってほしいよなぁと思う。本の内容としては史実を資料付きでなぞる感じで、参考書っぽい。信長の勉強にもなる。そして勝家の魅力も十分伝わる。おすすめ!2020/12/21

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