出版社内容情報
1944年、南太平洋の最悪の戦場に派遣されたリンドバーグは、日本軍と壮絶な戦闘を繰り広げる。そこで見聞した、アメリカ兵による日本軍捕虜への残虐な行為を、日記の中で率直に記録。戦争の残虐性に対する、衝撃的な証言で、国際的にも貴重なものだ。
内容説明
1944年、陸軍航空隊の一パイロットとして、南太平洋の史上最悪の戦場に派遣されたリンドバーグは、軍人としての本分を尽すべくラバウルでの空爆、零戦との一騎打ちなど、日本軍との壮絶な戦闘を繰り広げる。また、アメリカ兵による日本軍捕虜への残虐な行為などを、日記の中で率直に記録した。これは、戦争の残虐性に対する国際的な批判が高い昨今、必ず引き合いに出される衝撃的な証言である。
目次
大戦前夜―米本国で(ファシスト呼ばわりされて―一九四一年)
戦時下―米本国で(現役復帰、かなわず―一九四二年)
戦時下―米本国で(戦場も根回しだ―一九四三年)
最前線―南太平洋で(日本軍と対峙した日々―一九四四年)
終戦時―ヨーロッパで(廃墟の中に立つ―一九四五年)
著者等紹介
リンドバーグ,チャールズ[リンドバーグ,チャールズ][Lindbergh,Charles A.]
1902年、米国デトロイト生まれ(スエーデン人系)。飛行家。1927年、ニューヨーク~パリ間の初の大西洋横断無着陸飛行に成功。太平洋戦争では、陸軍のパイロットとして参戦し、日本軍の零戦とも戦う。著書『ザ・スピリット・オヴ・セントルイス号』(訳書、映画の邦名『翼よ、あれがパリの灯だ』)で、1954年ピューリッツアー賞を受賞。1974年没
新庄哲夫[シンジョウテツオ]
1921年、サンフランシスコ生まれ。英米文学翻訳家
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