出版社内容情報
織田信長の下、若き日には“槍の又左”としてその名を轟かせた前田利家。信長憤死の後も豊臣秀吉の側近として活躍し、加賀百万石の礎を築く。幼い頃のエピソードから、家康に敗れ没するまでの全生涯を、豊富な図版と写真で鮮やかに描ききった一冊。
内容説明
若き日には信長にも劣らぬ“傾奇者”として数々の武功をあげ、信長没後には豊臣家の重臣として、秀吉の天下統一を実現せしめた、「槍の又左」こと、猛将、前田利家。常に天下人の傍らに在りながらも私利私欲におぼれず、秀吉亡き後も豊臣家存続に一身を捧げた。さらには家康とも誼を通じ、加賀百万石の礎を築いた、「義」に貫かれたその真摯な生涯を描く。
目次
第1章 信長の時代(出仕はじめ―信長と出会う;戦国の男色 ほか)
第2章 秀吉の時代(本能寺変後の利家・勝家・秀吉・光秀;利家と勝家・秀吉の絆 ほか)
第3章 秀頼の時代(利家と利休;名護屋陣中の生活 ほか)
終章 芳春院の戦争(人質第一号;女たちの戦争)
著者等紹介
左方郁子[サカタフミコ]
北九州市出身。奈良女子大学文学部史学科卒業。立命館大学大学院文学部終了。歴史家奈良本辰也氏に師事する。現在、長岡京市に在住
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