出版社内容情報
太平洋戦争末期、米軍は日本本土攻略の中継基地として、硫黄島の攻略をもくろんだ。対する日本軍は、苛烈な状況の中、硫黄島を「浮沈空母」と化し、米軍を迎え撃つ。硫黄島奪取を巡る、太平洋戦争史において最も凄惨を極めた戦いが、リアルに蘇る。
内容説明
太平洋戦争末期、米軍はフィリピン諸島と東京の中間点にあたる硫黄島を、日本本土爆撃の中継基地にするために占領せんとした。しかし、占領を試みた米軍が目の当たりにしたのは、予想だにしていなかった、日本軍の奇略の数々であった!多くの犠牲を出しつつ前進を強行する米軍と、あらゆる手段を尽くして硫黄島を死守せんとした日本軍の全てを描く一冊。
目次
第1章 空襲にさらされる硫黄島
第2章 開始された米軍の上陸作戦
第3章 凄惨さを強める地獄の戦場
第4章 「最後の一兵」をめざす日本軍守備隊員
第5章 バンザイ突撃後も生き残った将兵
著者等紹介
森山康平[モリヤマコウヘイ]
1942年、奉天(現瀋陽)生まれ。週刊誌・月刊誌の記者を経て、太平洋戦争研究会、編集プロダクション文殊社所属
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