学研M文庫
消えた出雲と継体天皇の謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784059008880
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

出版社内容情報

なぜ『日本書紀』は、継体天皇にまつわる出雲の人脈と土地を抹殺したのか? 知られざる歴史の闇を、気鋭の作家が明らかにする!

6世紀初頭、継体天皇はなぜ日本海側から現れ、ヤマトに乗り込んだのか? その怪しげな出自から「王朝交代説」も囁かれる継体天皇には、実は出雲の影が色濃く刻まれていた。『日本書紀』が抹殺しようとした歴史の闇を気鋭の作家が解き明かす!

内容説明

六世紀初頭、なぜ新たな王(継体天皇)が日本海側から現れ、ヤマトに迎えられたのか?そしてなぜ『日本書紀』は執拗に出雲の影と東の人脈を消し去ろうとするのか?この二つの謎は連関している…?その怪しげな出自から「王朝交代説」も囁かれる継体天皇には、実は出雲の影が色濃く刻まれていた。正史が抹殺しようとした歴史の闇を気鋭の歴史作家が解き明かす!

目次

第1章 継体天皇と日本海(「婿入り」だった?継体天皇;継体天皇は古代日本史のヘソ ほか)
第2章 継体天皇と大伴氏・尾張氏(神武と継体の即位にかかわった大伴氏;継体天皇即位のいきさつ ほか)
第3章 出雲と継体天皇(なぜ天皇家は出雲神を恐れ続けたのか;出雲神に媚びる人々 ほか)
第4章 継体天皇と磐井の乱(復活した日本海;蘇我氏と継体天皇のつながり ほか)
第5章 継体天皇の正体(「東」を仮想敵国とみなした八世紀の朝廷;継体の王家は断絶していた? ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

39
★★★★王朝交替説で有名な継体天皇の出自を検証された一種のレポート作品。従来蛮族として目も向けられなかった東国や北陸に目を向けた作品となっており、当時の政治もからめて壮大な古代史の世界がひろがる。2018/02/17

みやけん

7
★★☆☆☆父セレクト本。そもそものベースが無いのでザクザクと読んで終了。もう少し歴史に詳しくならないと・・・・2015/03/15

Jimmy

1
専門的な勉強もしていない素人歴史好事家にはぴったりな人で、これも面白かったです。2015/05/09

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