出版社内容情報
なぜ『日本書紀』は、継体天皇にまつわる出雲の人脈と土地を抹殺したのか? 知られざる歴史の闇を、気鋭の作家が明らかにする!
6世紀初頭、継体天皇はなぜ日本海側から現れ、ヤマトに乗り込んだのか? その怪しげな出自から「王朝交代説」も囁かれる継体天皇には、実は出雲の影が色濃く刻まれていた。『日本書紀』が抹殺しようとした歴史の闇を気鋭の作家が解き明かす!
内容説明
六世紀初頭、なぜ新たな王(継体天皇)が日本海側から現れ、ヤマトに迎えられたのか?そしてなぜ『日本書紀』は執拗に出雲の影と東の人脈を消し去ろうとするのか?この二つの謎は連関している…?その怪しげな出自から「王朝交代説」も囁かれる継体天皇には、実は出雲の影が色濃く刻まれていた。正史が抹殺しようとした歴史の闇を気鋭の歴史作家が解き明かす!
目次
第1章 継体天皇と日本海(「婿入り」だった?継体天皇;継体天皇は古代日本史のヘソ ほか)
第2章 継体天皇と大伴氏・尾張氏(神武と継体の即位にかかわった大伴氏;継体天皇即位のいきさつ ほか)
第3章 出雲と継体天皇(なぜ天皇家は出雲神を恐れ続けたのか;出雲神に媚びる人々 ほか)
第4章 継体天皇と磐井の乱(復活した日本海;蘇我氏と継体天皇のつながり ほか)
第5章 継体天皇の正体(「東」を仮想敵国とみなした八世紀の朝廷;継体の王家は断絶していた? ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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