出版社内容情報
敵将・島津氏をして「日本一の兵」と言わしめた真田幸村。何よりも義を尊び、「大坂の陣」で豊臣恩顧として散華した勇将の生涯。
敵将・島津家久をして「日本一の兵」と言わしめた真田幸村。家康が誰よりも恐れた戦上手は、温厚篤実な人柄で多くの者を魅了し、「大坂の陣」には多数の信奉者が付き従った。義を尊び、家康の再三の誘いを拒んで豊臣恩顧として徳川方を翻弄した勇将の生涯。
内容説明
敵将・島津家久をして「日本一の兵」と言わしめた真田幸村。家康が誰よりも恐れた戦上手は、人質として過ごした上杉家、豊臣家で見識を深め、関ヶ原合戦時には徳川秀忠軍を本戦に遅れさせた。策士と恐れられた父譲りの軍才と温厚篤実な人柄は多くの者を魅了。長年の蟄居にもかかわらず、大坂の陣には多数の信奉者が従った。武士として何よりも義を尊び、家康の再三の誘いを拒んで最後まで豊臣恩顧として徳川を翻弄した清廉な男の生涯。
著者等紹介
江宮隆之[エミヤタカユキ]
1948年、山梨県生まれ。中央大学法学部卒業。1989年、『経清記』で第十三回歴史文学賞、1995年、『白磁の人』で第八回中村星湖文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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