出版社内容情報
吹き荒れる田沼派粛清の嵐に、冷や飯喰いが立ち向かう！ 意知の遺志を継ぎ、未来を見据える怜三郎の戦い！ 第４弾、堂々完結！
反田沼派の黒幕・一橋治済により、義兄・意知を殿中で謀殺された怜三郎は、意知の遺志を継ぐべくある男に会う。一方、政敵の松平定信は、側近より将軍御側衆である怜三郎の実兄・内藤尚正の罷免を求められるが……。人気シリーズ第４弾、ここに堂々完結！
内容説明
老中田沼意次の娘を娶って商人となり、旗本四千石の内藤家と縁を切った怜三郎。だが、反田沼派の黒幕一橋治済により、義兄意知が殿中で謀殺されてしまう。復讐に逸る君矢を抑える怜三郎は、意知の遺志を継ぐべく、ある男に会うため江戸を発った。一方、政敵の松平定信は、側近より御側衆内藤尚正の罷免を求められるが…。田沼粛清の嵐から、怜三郎は愛する者を守り抜くことができるのか！？堂々完結。
著者等紹介
原田孔平［ハラダコウヘイ］
１９４９年、東京都生まれ。珠算学習塾経営を経て、『元禄三春日和 春の館』で第十六回歴史群像大賞優秀賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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あかんべ
6
意知の死を受けて苦しい立場に、ここが見所と思っていたが、いまひとつ盛り上がりに欠けた。剣豪の頼蔵は助かっちゃうし、三兄弟も無事誰一人欠けることなく海外へかと思えば紀伊に行くとはなんか残念、いっそ華々しく爆死なんてほうがすっきりしたのでは。2014/10/23
zuccalove
0
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