出版社内容情報
幕府道中奉行・柳生久通の手下が惨殺される。これは伊賀忍者による仕業で、その裏には柳生分家の乗っ取りの企てがあった…。
幕府道中奉行・柳生久通の手下が、惨殺される。これは伊賀忍者十六衆による仕業で??柳生狩り?≠ニ称する報復の始まりだった。裏探索方が乗り出し、その凶行の裏に“お家”乗っ取りの策謀が張り巡らされていることを探り当て、黒幕の商人を炙り出したのだが…
内容説明
幕府道中奉行・柳生久通の配下の忍びが、嬲り殺され、その右腕が久通の屋敷に投げ込まれる。さらに伊豆の采地へと送り出した家来とその地を巡回中の二人の家臣が惨殺されてしまう。これらは、伊賀忍者十六人による仕業で“柳生狩り”と称する報復の始まりだった。柳生本家の危機と、お上を愚弄する凶行に、裏柳生探索方が乗り出す。伊賀者を操る黒幕の商人を炙り出し、決着を付けようとするが、殺しの裏にはある出来事が…。
著者等紹介
宮城賢秀[ミヤギケンシュウ]
1946年、中華民国台湾省高雄市生まれ。沖縄県那覇市の神原中学校を卒業後、十余種の職業を経験し、現在は文筆業に専念。日本文藝家協会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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