出版社内容情報
巨漢の怪僧・龍念、表稼業はお通夜坊主ながら、裏の稼業はズバリゆすり屋。鳴海丈、痛快バイオレンス時代小説、待望の再文庫化！
神田明神近くの極楽長屋に住まいする巨漢の怪僧・龍念、表稼業はお通夜坊主ながら、裏の稼業は悪をもって悪を制するズバリゆすり屋。肉と欲をバックに、龍念が縦横無尽の大活躍！鳴海丈、痛快バイオレンス時代小説、待望の再文庫化！
内容説明
極楽長屋の住人・龍念は、菩提寺の僧に代わって枕経を読む「お通夜坊主」である。病死したという大店の娘の枕経を頼まれた龍念は、それが暴行殺人であることを知った。自慢の巨砲と鉄拳を武器に事件の真相を突きとめた龍念は、真犯人から大金を脅しとろうとするが、白刃の罠が待っていた！強請り屋坊主が、艶女を哭かせ巨悪を追いつめる！―大好評シリーズが、書き下ろし特別短編を加えるなど大幅加筆修正！さらに面白くなって再登場。
著者等紹介
鳴海丈［ナルミタケシ］
１９５５年、山形県生まれ。集英社コバルト文庫『聖痕者ユウ／薔薇のストレンジャー』で小説家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゅるふ
0
他の作品を含めて、文政年間の江戸に、何組の主人公たちがいるんだろう。2011/12/15
Kentarou Takeuchi
0
鳴海先生お得意のエロ時代劇。しかし我等が巨魂侍に比べると主人公が大分落ちるというか。1冊の短編集の中で複数回捕まるのが微妙。おにんにんは負けず劣らずかも知れんけど、ファックシーンも魂之介にある気品がないわ。2019/07/30
