出版社内容情報
少女のような美貌と大人顔負けの巨根を持つ少年・吾一は、尼僧・浄蓮の説法と性戯に導かれ、悦楽の海に溺れてゆく……。
少女と間違われるほどの美貌の少年・吾一は、可憐な容貌とうらはらに大人顔負けの巨根の持ち主。心無い村の大人にいじめられた吾一は出家を志すが、手違いで尼寺・寂光寺に住み込むことに。庵主である尼僧・浄蓮に導かれ、吾一は悦楽の海に溺れてゆく……。
内容説明
葛飾郡柳島村の百姓の息子・吾一は、美少女のような姿かたちと少年とは思えない逸物で、いつもからかいやいじめにあっていた。村にいたたまれない吾一は、出家しようと江戸の寺にやってくるが、目指す寺はすでになかった。吾一の美しさに目を奪われた尼僧浄蓮は、自分の寺に来るよう誘う。剃髪し法衣に身を包んだ吾一は、修行尼「妙桂」として、尼寺に住まうようになるのだが、その夜…。
著者等紹介
北山悦史[キタヤマエツシ]
1945年北海道生まれ。山形大学文理学部中退。「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。気功家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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